ここに来て花粉症患者が増した。
多くが 「去年と同じ薬を」求めて来院。
当院では数種類を試していただき、効果と副作用(眠気、だるさ)を比べ、患者さんに合う薬を捜すため、1ヵ月以上長めに処方できる。
特に「鼻づまり」に効く新しい薬が充実したのは朗報だ。
さて、「花粉症」の俳句を捜したが古い歳時記には少なく、ネットで以下を見つけた。
目も鼻も口もまだある花粉症
恨めしや自然の笑い花粉症
花粉症の妻と居て不眠症 (週間金曜日より)
いわゆる俳句っぽくなく人間臭くて、ほとんど川柳だ。
花粉症で良い事はまず…無い。
これほど無駄を強いる病気は無かろう。
医療、薬品が潤う以外は(?)社会の損失だ。
しかも、目鼻口だけでなく、花粉のへばりつく体中の皮フのかゆみ、肺に入り込んでの無闇な咳など症状の幅が増大中。
やれやれ。「花粉症になって良かった」事があるとすれば、私の口癖「誰が考えても健康的な生活を送る」べき最良の機会を与えてくれた事ぐらいかしら。
確かに早寝早起き、節酒は間違いなく症状を軽減してくれる。
皆様、御自愛、御自愛