Multistrada 1200 エンジンスタートできず(Starter Relayの交換) | 機械好きのWonderful Life

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とりあえず、何でも自分でやってみる‼

今年の3月、東北下道ソロツーリングで気仙沼に泊まった翌日、夜間に冷えたようでバイクの表面が凍ってました。

車体の電源を入れてセルを回そうとしてもセルが回りません。

バッテリーは去年交換し、千葉から下道でずーっと走り続けていたので、バッテリーの電圧が低くなっているとは考えられず、「あまりの低温でバッテリーの能力が低下しているのかな・・・・」と考えながら、何度かセルを回していたところ「キュルッ、キュルッ、キュルッ」と力なく回り出し、更に何度かやって何とかエンジンが掛かりました。

その後、日が昇り温かくなってきたこともあり、その後は普通にエンジンが掛かるようになったので、外気温の低下が原因と考えていました。

 

ところが、先日、久々にエンジンを掛けようとしたところ、全く同じ症状が再発

セルスイッチを押しても「カチッ」っとStarter Relayの音がしません。

ネットで調べると、他のMultistradaオーナーも同じ症状でRelay交換しているのが分かりました。

部品番号は「39740081B」で、ネットで調べると純正は8千円しますが、AliExpressだと2千円で掲載されています。

怪しい・・・・と思いながら、ポチッ

 

1週間もかからずに到着し、箱を空けてチェックしてみると、Fuseが入っているがコネクターとしっかり接続していなかったです。手直しで修正して交換します。

Relayのコネクタ部分に「B」と「M」が打刻されています。

この意味を調べると、

 「B」: バッテリーの+端子

 「M」: モーターへ接続

となっていました。 これを間違えるとRelayのコイルに大電流が流れそうですね

純正のRelayの「B」は向かって左側に「B」がありますが、今回購入したRelayは向かって右側に「B」があります。

なので、配線をテレコにして取り付けます。

交換後の写真です。 右側に純正のRelayを置いています。カバーには「B」と左側に書いてあります。

Start Relayに30AのFuseが取り付けられていますが、MultistradaはStart Relayのコネクターが焼損する不具合(持病)があり、改修キットを購入してStart回路を改修(*1)しています。なので、このコネクターは片側しか使っていません。

*1: Multistrada1200S Starter Solenoidのコネクター焼損の配線改修① | 機械好きのWonderful Life (ameblo.jp)

エンジンを掛けてみましたが、全く普通にRelayとして機能しました。

 

配線がテレコになっているのも気持ち悪いので、Ducati用のRelayで端子位置が正しいものを探してみました。

Relayの取り付けゴムの形状が違いますが、古いものを使えばよいので、これで大丈夫だと思います。

それに、こっちの方が千円も安いじゃん!!

お守りでRelayをもう一個買っておこう・・・・