まもなく開幕なコンギル祭りに向けアシストフックやらテールいじりをしてます。人生初のマイ書斎で…
どうぞ、ノッキさんです。
あれ?なんかしっくりこない(笑)
人のパクってスベった感じ、本家さんなんか申し訳ない。
っで、先日のミッシーでデビュー戦を無事にクリアした、スピンコブラ 改 ソリッドティップTuned byアベジーノですが、
久々に感動した竿。まったくおべんちゃらなしに。
Tuneの内容は
①デジーノから取寄したソリッドティップ
②ガイドをトルザイトに全交換
③トルザイトにするにあたりライン抜け、バットパワー増強のガイドセッティング
④手に馴染むようにグリップ部の削りと、リール取付部カーボン
⑤既設塗装削り再塗装軽量化
だいたいこんな感じ。①をお願いしたけどそれに合わせて味付けはお任せで仕上げてくれた感じ。
結果、これって絶対に仕事時間や手のかけようからしたら原価割れでしょ?と思わず聞いてしまう内容。
っで、実際の使用感は?
まずは長さのインプレ
長さが65になって2インチ長くなった。綺麗なテーパーになるように調整してあるので、曲がりが非常にスムーズ=投げ易いし、フッキングパワーにロスなく針のフトコロまで貫通。
あとこの長さならではなのは、ゴミやブッシュなんかのカバーにルアーが乗っかった際にこちょこちょしてほぐしやすくツルン!と滑り込ませるのがやり易い。
長すぎるとこちょこちょが大味になって細かいほぐしが難しいけど、逆に魚をかけた後は竿先の支点が高くなってやり取りが有利。
短いとほぐしたりし易く、キャストや操作性は良くなるけど、今度は魚を引きづり出す時のロッドの支点が低くなって長さが欲しくなる。
実際私の竿も長さ65になって身長180cmの私がハイデッキからでも、魚かけたあとで『あとちょい長かったらあの枝を乗り越えさせられたなぁ〜』て場面ありました。
でも今回の竿は、短いか?と言ったらそんなことはなく、逆に長過ぎることもない6フィート5インチは取り回しが非常に良く、掛けたあとのやり取りもしやすい、どストライクな私好み。
まぁ、やり込んだ方が作ったジャングルスピンとかは68あるからその長さくらいがトータル的には優れているのでしょうが、今のとこパワーフィネス初心者の私には65で丁度良い感じです。
次にガイドとセッティングについて。
驚くのはガイドのトルザイトリング効果!
軽さとシャープさが、ッぱねぇ!
永年勤続賞で会社から臨時ボーナス貰った際に買った福島君のFACTで66MSTにはトルザイトついていたから初トルザイトではないけど、スピニングでは初体験。
Tune前を知っているだけに、その変わり様ったらありゃしない(笑)超絶シャキ度が上がり、超絶シャープさと、軽さに失禁。
私の中の元祖スピンコブラ使いなあの方にセクハラしてもらい、変わり様にビックリさせてそのリアクションを写メりたい衝動にかられた(笑)
とにかくラインの抜けとロッド全体の軽さにビックリが半端なくイケてる!
軽い=シャープなわけで、操作感半端ないです。
それとソリッドティップつなぐ場所に合わせガイドのセッティングをし直してくれていて、前よりロッドパワーが増してる。
キャスティング時にラインがまず最初に当たるバットのガイドを、リールに近づければバットのパワーは増すけど、ライン抜けが悪いというか、抵抗が増えて伸びが無くなり結果軽いリグは余計に投げ難くくなる。
でもその絶妙なバランスセッティングになってるのと、これがトルザイト効果なんだろうけどキャスティングの際に抵抗は全く感じることもなくライン放出も気持ちいい。
でもバットパワー増してる。
前に自作でエアリアルをソリッドティップに改良した際に全ガイドセッティングし直して失敗してやり直していたから、余計に抜けの良し悪しやトルザイト効果も体感できた気する。
パワーに関しては、多分テーパーも変わってロッド全体でもパワーを使えてるってニュアンスが合うかも。
実際に、
ガバガバガバガバガバガバガバガバガバガバぁ〜って一気にカバー外に引きずり出した。
真っ黒クロスケで丁度カッコ良いバスだった!顔も黒くて悪い顔してた(笑)
っで、
枝に絡まってぶら下がった状態でも余裕でリフトしてられた位、強度とパワーにカンドゥ〜。
次にグリップ周り
グリップも握る部分は、元のコルクを削ってくれていて手に馴染んで超〜ジャストフィット!
太いとフッキングの時に力が入りづらくてズレたり滑ったりしがちですが、このグリップはそんな心配要らないし、
このリールシート前側のカーボンな部分!
これまたディテールもカッコ良いし、持ち手の人差し指を真っ直ぐに伸ばして操作しやすいのよ、これが。
カバーの中で1.3gネコをコショコショやるのに、人差し指を真っ直ぐに伸ばして指先で誘える感覚。
細かいところで釣果には関係しないかもしれないけど、所有感と操作感、ダイレクト感はモチベーション上がる。
っで最後に肝心要な曲がり(テーパー)なお話
テーパーはやはり絶妙過ぎるくらい絶妙!
先ダル感皆無!
3.5gスモラバはもちろん1.3gのカバーネコもソリッドティップが間を持ってくれるから、スピニングのピッチングでも投げ易い投げ易い。
これはねぇ、使ったら驚く。
ソリッドティップが柔らか過ぎるとピッチングした際にダルくて投げにくく、リリース後のラインメンディングもし難い。
逆に硬いと間が持てなくてリリースポイントがシビアになってしまうし、水中の操作感が無になる。
っで、そのちょうど中間?っていうよりこれがベストでしょ!に仕上げてある。
そんでもって、ルアーが水中に入るとルアーの存在感が把握しやすい程度のソリッドティップ感。
ソリッドティップ好きにはたまらない味つけ。
あと長さでもふれたけど、あのゴミ撃ちしていて滑り込ませたい時にこのソリッドティップが良い仕事してくれてる。
コショコショ〜とほぐす時に硬いと雑になるし力が伝わりすぎでボリンっ!とこっちに飛び越えちゃうけど、それを上手くほぐしながら滑り込ませる芸風も私には非常に使っていて有難い。
ここまでの仕上がりにするには、単に神谷さんとこから仕入れたソリッドティップを単純にスピンコブラに繋いだだけじゃ絶対に表現出来ない領域。
自分でもソリッドティップTuneしたからわかるけど、めちゃくちゃ時間かけてテーパーの一番おいしくなるような部分で繋いでくれているのと、おいしいテーパーになるように丁寧に削り出ししてくれてる。
ましてや、スピンコブラクラスの硬い竿やPE使うわりかし強引に使用する竿などの難しい所である繋ぎ合わせ部分。そこの強度問題!
それはやはりパワーフィネスのPE使った強引な釣りをしても大丈夫なように、曲がった時や曲がり切った時のソリッドティップとチューブラーの繋ぎ目のアタリ出しやらクリアランスを丁寧に確認してやらないとお互いが干渉してフッキングやファイト中の曲がりきった時にソリッドがチューブラー側を圧迫して折れてしまう。
でもそこを熟知してる阿部ちゃんがやってくれていて全くもって心配ゼロだし、実際カバーの中で根掛かり外したり、クモの巣があるようなブッシュの狭い中で魚と強引にやり取りしたり、枝にぶつけたりしたけど無問題だった。
使った途端に仕事の丁寧さが非常に伝わるロッドでした。
あまりの感動に阿部ちゃんに釣れた魚と同時に感動を業務連絡(笑)
返事に『追加で預かってるブラッシュスティンガーもヤバイことになるかも〜』と。
待ちきれねー!
竿の好みが似てるから任せて安心だし、味付けが非常にツボ(笑)
私なりの久々感動した竿の初回インプレしましたが、結局竿は好みっすね。だって青木大ちゃんのあの尖った竿、私はイマイチわからないけど好きな人は好きですもんねー。
やっぱり今年はヘラよりバスかな(笑)
ちなみに、
リールは太PEゴリ巻きだから中古な激安で買った昔のルビアスで良いや!と思ったらダメでした〜(笑)
いくら締めてもドラグは訳わからないとこでPEに負けて滑って出ちゃうわ、テンションが掛かるとベールもPEに負けちゃってガタガタするわ〜
っで、近頃のPE専用ハイギアなんて気になってます(笑)どんなんが良いんだろ?エギ用とか良いのかな?
でもGWは家族サービスで出費増えるから、ここはひとまず忍耐だな。
男気ローン?
いや!いや!我慢を少し覚えた我慢できないオサーンなる⁉︎
はず。
じゃ、またネタがたまるまで。
おしまい