夜をぶっ飛ばせ | へら鮒社のブログ

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月刊へら鮒のイケメン編集者が繰り広げる、感動、涙、笑いありの釣りブログ。ついでに、危ない私生活の実態や今会社でなにが起きているのかも、みんなに教えちゃいます!

さすがに麺はいいやと入った国道沿いの丼もの屋。




わっ!?

こっちのカウンター、あっちのテーブルと、なんにも片付けされず丼や湯呑みがそのまま。ちょっとした宴会でもあったのかな、という散らかりように驚いていると…。





店員がお湯を入れながら、なにやらブツブツ。




「こんな時間にきやがって…」




みたいな、超不機嫌な顔をしながら、僕ちんの前になにも言わずにお茶を置き、そして、なにも言わずに食券をちぎったのだった。





ブチッ、ブチブチ、ブチッ。





空腹の上に、血圧の薬がきれぎみの僕ちんは、「お前が作る飯なんていらねぇ!」と怒って店を出たかったのだが、飯は食べたいし、なによりお金がもったいない。



怒りと760円のどっちを取るか、悩みに悩んで出した答えは、「丼ものだけでいいから持ち帰りにしてっ!」だった。




店員は「?」的な表情を見せたが、見るからに怒っている僕ちんに、「汁ものも持ち帰れますが…」といきなり低姿勢。



あっ、しまった。持ち帰れるのか。だが、後には引けず。「丼ものだけでいいからっ!」と、さらに声を高らげる。



だいたい、これくらいの片付けもチャチャっと出来ないグズ店員に美味い飯が作れるはずがないのだ。本当はもうすっかり食べたくないのだが、食べ物にはまったく罪はない。




出来上がりを受けとると、なんと差額分のおつりをくれた。



なんだ、結構いいヤツじゃないか。いやー、彼も忙しく、お腹が減っていてカリカリしていたのかもしれない。歳は僕ちんと同じくらいだろうか、深夜に働き、なんだか色々と苦労しているのだろう。もしかしたら血圧だって高いかもね。



ちょっと悪いことしたなと反省。



さっそく近くのコンビニの駐車場で食べることにしたら…ハシが入ってねーし!



どこまで仕事出来ないんだってんだい。もう、絶対にあの店には行かない。