将棋の藤井聡太竜王(名人・王位・王座・棋聖・棋王・王将=七冠)への挑戦者を決める第38期竜王戦決勝トーナメントの準決勝の2局が22日(火)に東京都渋谷区の将棋会館で行なわれました。
対戦カードは以下の通り。
八代弥八段(1組優勝)vs石田直裕六段(4組優勝)
佐々木勇気八段(1組2位)vs永瀬拓矢九段(2組優勝)
結果は八代弥八段vs石田直裕六段戦は21時半頃に千日手が成立し先後入れ替わり指し直しの末、石田直裕六段が勝ち挑戦者決定三番勝負に進出。
佐々木勇気八段vs永瀬拓矢九段戦は21時頃に89手まで、佐々木勇気八段が勝ち挑戦者決定三番勝負に進出。
第38期竜王戦挑戦者決定三番勝負の対戦カードは佐々木勇気八段vs石田直裕六段となり、日程は7月下旬~9月上旬にかけて行なわれ、先に2勝を挙げた方が藤井聡太竜王への挑戦権を獲得します。
藤井聡太竜王は現在、竜王4連覇中で10月~12月にかけて行なわれる今期竜王戦七番勝負を防衛しますと、竜王5連覇となり、渡辺明九段、羽生善治九段に続き史上3人目の「永世竜王」の資格を獲得します。
藤井聡太竜王への挑戦権を獲得するのは前期に続き佐々木勇気八段か、石田直裕六段がタイトル初挑戦を果たすのか、挑戦者決定三番勝負から目が離せません。