命の精神性その3 | ■ALS de 马马虎虎 ■

■ALS de 马马虎虎 ■

als罹患者ミッキーは
「奇妙奇天烈・马马虎虎(マーマーヒーヒー=馬馬虎虎・いいかげん)」なオヤジなのである。

            ■ALS de马马虎虎 


呼吸器をつけるか否かの問いと、ALS患者たちの幸せとは別のカテゴリーだと思う。つけてもそこでの幸せや苦しみがあり、またつけなくても、そこでの幸せや苦しみがある。生き方の選択に関して、どのにするかは、本人が本人の責任において、決断されることです
 
しかし決断するのに、呼吸器をつけることがどういう状況に自分をおくことになるのか、またつけないことでどうなるのか、情報が少ないのが現状です

    呼吸器をつけるか否かの判断において、患者が何を主治医に求めているか(説明)を的確に対応していただきたいと思います。「もし、呼吸器をつければまだ生きながらえますよ」程度の説明しか得られない現状。確かに生きながらえるでしょうが、その間に御本人が受ける異常知覚、社会的喪失感、断絶感、孤独、etcこれらを患者に強いる権利は誰にもありません。御本人が、充分な説明を受けて、後悔のない決断ができるよう徹底した支援が欲しいのです。