
もう5~6年前姐後が川島の潜水橋を渡るお遍路さんを撮りたいとの提案、それ以外にも色々やることが出来たため決行、この橋のたもとで好機を待つ事になったのですが炎天下では一向にお遍路さんは現れず暫し私はこの辺りを散策。中州に鷺とカラスが仲良く?会話中(私にはそう見えました・・・) カラスーK・鷺ーS
K今日も暑いなぁ~早くハエ取ってくれよ~俺朝から何にも喰ってないや~
Sうっせーなぁーまだ捕る気にならねーんだよっ ・・・こんな会話が聞こえてきそうな長閑な昼下がりでした。
鷺の思い出は悪がきの頃竹やぶで遊んでいると上から鷺の子が落ちてきてこれを捕まえて学校へもって行くと先生がこの鷺を気にいってクラスで飼うことになったのであります。当然のことながら餌担当は私、ここから物凄いことが起きることに・・・この鷺生きた魚しか口にせず毎日昼休みになると裏の川でハエ取りそれも食欲旺盛なため釣っていたのでは足らずハエ取りビンに寄せ餌を入れて川下に向け沈めて置く大量捕りのやり方になっていました。昼からの授業少し遅れるため毎回お説教をいただく事になったのであります。ただこの鷺がその後どうなったのか記憶がありません。多分潜りができなくなった秋口に解放したんでしょう。
カラスは従兄の登兄ちゃんが山からカラスの子を持ち帰った時に朝星夜星で働き者のりウバァサンが飼おうと決めていつの間にか我が家の一員になっていました。このカラスバァサンが黒チャンと命名、野良仕事に出かける際はいつも肩にとまって出かけるので事の他バァサンが可愛がってました。餌担当は従姉の清子姉さんで冬場はイリコの出汁殻を与えるのですがある日少し堅めを与えたため喉につかえてこの黒チャン呆気なく昇天。バァサンの嘆きと激高で清子姉さんは大変でした。
昔のことを懐かしむのはもう歳のせい?春先のつつじの仕切り網付近で居つく鷺と桜の樹から飛び立ってくるカラスの縄張り争いが賑やかに始まって思わず煩っと叫んでしまいますが私にはこんな思い出に鷺もカラスもそんなに憎めません。降雪情報のこの頃ですが早くうるさいコヤツ達に会える春を心待ちしています。 ー終ー