
四国からの帰路滋賀県の愛知川近くで見た花火です。以前この付近の凧上げ大会を撮りに行った時は待てどくらせど大凧の上がる風が吹かずいつもはがまん強い姉御からもう帰ろうって言い出したのを思い出しました。堰堤に上がったころからなんと風が吹き出したのには驚きでしたが、運転席から見れば大凧は遙か上空に上がってこの時ばかりは顔を見合わせて苦笑、もう一度会場に戻ろうかの問いかけに、待ち疲れた姉御からはもういいわぁの返事この川なんで滋賀県なのに愛知川?私の呟きに姉御からこれえちがわって言うのよ。この時教えてもらいました。

ドーンと鳴った花火は本当に綺麗ですね~ でも一瞬ですからなんか寂しい気にもなりますよねー
子供の頃の夏の夜鴨島の花火を見るのが我が家の恒例?行事でした。この頃の花火は近くまで行く事はなくほとんどは遠くから見てました。
今夜その花火が上がるというその日は早めに夕食を済ませて裏の三段堤の上段に茣蓙を敷き詰めると清市爺さんが団扇を煽ぎながらほろ酔いかげんで座リます。リウばあさんが蚊取線香に火を付けて終わる頃に親父がどっこいしょと胡坐をかいて座り、当然この膝の上は弟の占拠場所となるのですが・・・私は爺さんとばあさんに挟まれて左右からの団扇の風で極楽?にいる気分なんです。
従妹の清子姉ちゃんとおふくろが冷えた西瓜を運んでくる頃にはもう打ち上げ花火が始まっていました。この頃の花火は次に上がるまでにはかなり間があって、さぁ次の花火はどんなのかなぁなん考えるワクワク感があるのが懐かしい思い出です。故郷は遠くになってしまいましたがあの頃のみんなで見た花火は今も我目に焼きついています
懐かし故郷きてみれば咲く花鳴く鳥そよぐ風小川の岸辺のせせらぎも慣れにし昔とはもうすっかり変わってました。
