
阿波の吉野川が洪水時にはこの橋は水没 上流からの流木等に接触し破損しないよう欄干はありません。
子供の頃の台風シーズンにはこの橋は水没し消防団員が土嚢を積み上げて大騒動になっていましたが池田ダムが出来てからはもうそんな心配はありません。夏、冷水の急流に足を踏み入れるとあっと言う間にサンダルを取られたものです。近年は緩やかな流れに変わり見事な尺鮎はどこにも見られなくなりました。鮎が食む苔が育たなくなったのです。釣りスタイルは変われどハエ釣りだけはまだ健在でした。数を競いあうハエ釣りです。パラソルを立てていたのでおっへら釣りか・・・護岸を走り降りて見ればハエ釣りでした。学校から帰ると飛び出して裏の川でのハエ釣りは最高!竿は竹薮で枝をはらった青竹、浮子は自慢?の唐辛子浮子、仁丹シズの下はハエバリ一本、餌さは辺見君の横を流れる川で取ったセメント虫、無ければ蜂の子、それが手にはいらなければ釣り具屋でサバ虫を購入(買うのは冬くらいで夏は自分がこっそりサバ虫作り・・・これが親にバレルと大目玉でしたが・・・なんで大目玉をくうのかが解かったのはズーッと後になってでしたが・・・)なんてとりとめもないことを延々と思いだしていまいました。
四国八十八箇所の10番札所切幡寺から11番藤井寺に向かう途中に二人同行のお遍路さんが必ず渡るのがこの潜水橋なんです。我が家の姉御がここを渡るお遍路さんを見れば炎天下であることも忘れて夢中になってシャッターを押す気持ちが最近では少し解かるようになりました。
こんな故郷で今年もクラス会の案内がありました。7月22日17時 美郷温泉にて・・・勿論出席に○でーす。