急遽 徳島へ 日帰りの強行日程 夜勤明けの4時起床で半時間後には名神高速を走行してました。
睡眠3時間半は少しきついものがありおます。草津で軽い朝食をとり即運転、第二神名を過ぎたあたりから事故渋滞ここで一時間のロス、乗用車二台の後ろから小型トラックが追突していました。明石大橋経由淡路有料通過は9時鳴門大橋で10時、今回は予定より大幅遅れのためこれより有料の高松道から徳島道での走行はさすがに早く吉野川に架かる川島潜水橋を渡ったところで11時前でした。車中からチラッと見えたのがへら釣り・・・ ここで?
急ぎの道中なのになんと小休止を決めこんだ私は助手席の彼女にここの景色良いよの一声で車を駐車しました。

南岸かから上流南西方向には高越山の頂が少しだけ顔を見せていました。ここからではあの雄姿は無理でした。
いつのまにか上流に幾つものダムができたため川音を立てての急流は見る事が出来ず川幅を広くしてゆっくり流れる川に変わっていました。

この川島城跡の護岸上手から長塚までは延々と竹薮の続く景色は護岸が整備されどこにも見る事ができません。

尺鮎のナグリ釣り(転がし釣り)のこの川で祖父の釣った鮎の塩焼きがこの時期に毎回食卓に並んでウンザリしたのも今ではなんか贅沢な思い出となりました。そんな昔ながらの鮎釣り舟が繋がれていました。

この下手が川島の潜水橋で夏が終わる頃には四国の札所藤井寺に向かうお遍路さんの遍路道で我が家の姉御がカメラを構える絶好の場所となるところでもあります。
さてこの橋の上手、一番気になるヘラ釣りは・・・よくよく見るとどちらも竿賭けが無し・・・ウン?
これってモロコ釣りなんです。打ち込みを繰り返して5回に一度くらいで銀白色のモロコがクッついてました。

こんな釣りを見るとのんびりとモロコ釣りも良いなぁと思いました。
そう言えば讃岐のへらが穴あき病で大量死した後にブルーギルが蔓延しこの釣りを一時期ギブアップした際に思いついたのがこの上手の淀みでの大鯉釣りでした。
詩仙の18尺 道糸 5号 ハリス 3号 40/50cm ハリはカイヅかイセアマの5号
餌 大鯉の単品 耳たぶの硬さにして最後にさなぎ油で仕上げたもの
浮子はダム用の60cmハネ三枚合わせ
打ち込み数分後から真ぶなと尺マルタの入れ食いとなり40~60cmの狐鯉が頻繁に釣れてくるとそろそろ巨鯉の気配が・・・へらとの違いはモヤモヤから一気の消しこみ・・・掛かってからの強烈な締め込みとタモに納まるまでのやりとりはこれはこれなりの感動ものでありました。秋口から始めたこの釣りも巨鯉に見放される時もたまにあるもののひたすら待ち続けて釣り上げる80超~1m弱の一匹にしばし感動していたものです。翌年の春先まで釣り続けたこの釣りもへらが釣れるようになってからは行く事も無くなってしまいました。そんな懐かしい釣りをこの場所でやってていたのを懐かしく感じた一瞬でもありました。
もしいつか時間が取れれば同窓の矢田君を引っ張りだしてモロコ釣りの競い合いをしてみたいものです。
庄さん~ もう時間がきてるよっの声で・・・へら釣り?の見学はここで終了となりました。

一連のセレモニーも終えた帰路 徳島道でなんと前方でトラックが炎上ここでまたまた一時間足止めでした。
18時半淡路から見る瀬戸の夕日はまもなく真っ赤になって沈むらしくなんかこれを撮るためにカメラマンが待機
我々がそこまでのんびりも出来ず車中へ、またも第二神名での渋滞からなんとか710kmを走行帰ってきました。