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  老木と向き合っていたら祖父を思い出しました。

 酒が大好きでアルコールが切れると 手が震えだして 酒買うて来い!を連発していましたが・・・

 何故か外へ飲みに行く時のお供はいつも私で美味しそうにチビチビ飲みながら私に手渡してくれるのは

 大きな餡巻き(虎巻き)を ドンと一本 これだけでお腹一杯になりました。これが楽しみで喜んで

 お供しましたが一度だけ余りの深酒で帰り道 竹薮付近でグッタリ そのまま寝てしまいました。

  これ以降は少しずつ爺さん離れになってゆきました。この爺さん鮎釣りの名人でシーズンには毎日

 尺鮎の塩焼きがならんでいました。食べ飽きましたが・・・今思えばチヨット贅沢なはなしです。

  こんなに好きな酒も癌で亡くなる1年前には止めてましたが・・・

 家族の誰からも渋い顔された爺さんでしたが私は嫌いになれませんでした。無くなって部屋にポツン

 と残された専用の火鉢えを見ると今も障子の向こうから爺さんが現れそうな気がしてきます。

 酒飲みを見て育ったせいでしょうか浴びるほどに飲んでいた私の酒、もう止めて随分になります。

                      残念ながらお爺さんっ子にはなれなかったようです。