

最近 釣り記事があまり無いため 覗きこんだ彼女から番外ばかりじゃ駄目ジャンの声が・・・
釣行も予定日は雨になるし 雨でなければ 猛暑温度で尻込み なかなか身体が動きません。
風越池 行けばそこそこの釣果はあれど 陽射しが強くなると足元の護岸の暑さには辟易
入鹿池 まず100%坊主は覚悟で・・・なんて勝手に考え もう少し してと言う事に・・・
讃岐の府中ダムが穴あき病になった翌年の春、東祖谷山村出身の 0君から渓流釣りのお誘い
川と海での釣りは知っていてもこの釣りは一度も経験しておらず 即 Ok を出しました。
早速 4,5mの小継竿を購入、ハリはへらバリを少し大きめにしたようなあまごのスレバリ
餌はイクラの2~3粒刺し ミャク釣りの浮子無し
まず驚きは竿出しのポイントまで濁流のなか石から石への飛び移り・・・
飛ぶ前毎にかなりの決断 いや決心」がいるのです。
滑り落ちれば濁流の中へ・・・(幸い落ちなかったんですこの時は)
なんとかポイントで流し釣りとなりますが不慣れなため餌が今ドノ辺か全然判らないのです。
O君はもう遥か上流で私を待っててくれてます。こんな事の繰り返しで体力の限界を超えてました。
それでも 何かの間違いで最初のアマゴ釣果は私が7匹、彼が3匹だったんです。
逆なら良いものを(後での後悔)これを機に夏の終わり頃までこの釣りが続きました。
渓流の飛び石にも慣れ、ミャク釣りの流し釣りもマスター出来るも何故か釣果は反比例でした。
彼はいつも二桁、私は数匹・・・後で解ッタンです 彼に勝てない理由が・・・
彼が流し釣りした後ばかりを釣っていました。私を先にしてもらってもいつの間にか逆転です。
私が釣れるのはほとんどが滝つぼの広い場所での釣りだったんです。
足腰の強さ どんなに頑張っても山男には歯がたつものではありませんでした。
身を持って思い知らされた事があります。(この釣りを断念した事なんです)
いつも渓谷を遡りますが途中滝があるんです。小さな滝はいつもなんなくクリァー
課題は大きな滝なんです。いつもの様に0君はヒョイヒョイと忍者の如く もう滝の上
私は 絶壁に這い蹲ってまだ滝の中ほど・・・上からは 早くーの催促が・・・
でこの時どうしても足場を固める石の無いところへ 焦るまいとするほどに焦りましたねー
で でどうなったかと申しますと・・・そのまま落下 滝つぼへ ドッボーンでした。
まだこの時期 暖かいこともあってなんとも無しですみましたが・・・
これが数ヶ月後の寒中ならって考えると 思わず ゾッとしたものです。
あの頃O君には随分お世話をかけました。
餌が手に入らず当日の朝ではクロカワ虫やピンチョロ虫が 不足のためわざわざ深夜渓流に
入って岩の上の虫取りをして・・・思いがけず沢山採れた暗闇の中 二人でオオハシャギ・・・
いまは もう 懐かしい思い出になりました。
讃岐へ行ったら 是非にお会いしたいものです。