


家の裏は 三段の堰堤 堰堤を降りて竹薮のトンネルを抜けると護岸に吉野川の激流
静かなこの場所は 子犬と子猫の捨て場所になっていました。
可愛そうと言っては おばあさがん拾ってきて飼っていましたが・・・
なぜか其の頃の捨て子は みんな雌ばかりなんです。
我が家で多かった時は 犬5匹 猫が6匹も いたんです。
一番の傑作は 湯たんぽをする頃には この猫どもが一斉におばあさんの布団の中。
犬は大人しい性格で 猫と一緒に日向ぼっこしたり昼寝したりしていましたが・・・
あの頃 不思議に思ったのは犬の死んでゆくのは涙して見てきましたが
この沢山の猫たちの死んだ姿を目にしたことがありません。おばあさんが言うには
猫は自分の死を悟ると ひっそり自分で死に場所へ行って死ぬらしいとか・・・
hiroよ 女の人と猫は 虐めるなよ 死んだら化けて出られるぞ! とは其の頃 まだ元気にしていた鮎釣り爺さんのくち癖でしたが・・・
或る日 登兄ちゃんが山でカラスの子を捕まえてきました。
おばあさん 鳥も好きだったのです。其の日から私はコヤツの餌係」になりました。
学校から帰ったら早速裏の川でモロコ釣り。バケツに水を張って飛び出さないように
草の葉で覆っておくのです。20匹くらいで終わりまた明日・・・の日々でした。
このからす なんと野良仕事におばあさんが出かける時 ちゃんとばあさんの肩に乗ります。
畑仕事が終わるまで一緒に居て 帰りはまた肩に止まって帰っていました。
この仕草が可愛くて我が家での一番人気者でした。
冬にモロコが釣れず 餌はダシイリコに変わりました。これがある時まだ堅かったのでしよう
喉に引っ掛かって あっけない最後となりました。
この餌を担当した 清子姉ちゃん可愛そうなくらい怒られていましたが・・・
このからすの名前は 黒ちゃんでした。
さて ぼちぼち 風越池の 用意にかかります。