
今朝の 散歩で やっと やっと 見つけました。
薄暗がりの中で咲く 月見草です。
小さな頃 釣りを終えて 竹やぶを通り抜けて 堰堤の細道を斜めに登りきると
もう あたりは 薄暗く 夕暮れどきの 二重(ふたえ)の堤(つつみ)には
黄色の花が あちらにも 此方にも 向こうの方も いっぱい 咲いていました。
なんか 帰るのがもったいなくて ゴロンとよく草むらに寝転んだものでした。
しばらくすると 遠くから おふくろの声がして・・・
今夜は 天婦羅だよー はよ帰らないと 無くなるよー
この声を 聞くや 脱兎の ごとく飛んで 帰ったものでした。
懐かしき哉 ー月見草ー
こんな 思い出深い月見草ですが
帰省時 堰堤を歩いて探しましたが 見つかりませんでした・・・一本も・・・
あの頃の あの記憶は 私の思い過ごしだったのでしょうか・・・
でも おふくろの あの ジャコ天の味は 忘れる事はありません。
ー月見草ー薬師川の橋のたもとに 咲いています。