

この頃の竿はオリンピックで活躍したグラスファイバーが素材のグラス竿16尺、餌はマッシュポテトの素練り 場所はもっぱら府中ダムがメイン(現在名は府中湖)ダムサイドからの湖面はブルーに澄み切って その水深は数十メートルと深く底は取れず 全て宙釣り 早朝の水面には アチラ コチラとヘラの塊軍団が見られて打ち込み30分もすれば この塊べらが集まって尺へらの入れ食いとなりました。
あの頃は本当に楽しい釣りができました。 いとも簡単につれましたからねー
数釣りに満足していて いまみたいに余り大助に関心無かったような気がします。
へら釣り歴も2年目となると腕もさることながら釣り場は簡単なダムサイドから高圧電線下,メッキワンド、大根ワンドそして私が大好きな綾南橋上手の竹林ワンドと移って行くのであります。
笠井氏との二人釣りから早川氏が加わり 釣具卸の今井氏とも懇意になって あっと言う間に釣具の山
何でもそうだとおもいますけど 余り熱くなり過ぎると後が大変、 それと釣り仲間での釣行は本当に楽しく大切にしないといけませんが 体調不良でも無理を押して行く事があるし 家庭サービスが確実に疎かになりますね、まず家内との約束時間には帰れません、3人で釣具店へ入れば 勢いでついつい買ってしまう カーボン、ウィスカー、アモルファス、NEW製品を次から次へ・・・限がありませんわ
この数年後には なんとなんとへら専用のボートまで購入してしまいました
そんなこんなで5年余りはへら釣り三昧
釣り場も近くの野池、楠見池、満濃池、天神池、長柄ダム、前山ダム、塩江ダム、宮河内ダム、穴内ダム
三馬鹿トリオで 雨の日も風の日も雪の日も・・・釣り歩きました。
結局4回目の転勤で二人と別れる事になるのでありますが風の便りでは笠井氏は 今はチヌ釣り一本、、早川氏は商いのみと言うことで私ひとりが同じ釣りをやっているのであります。
因みに あの山のようにあった釣り道具 実はあの当時海釣りもやっていたので引越し時 ほとんどを処分するはめになったのであります。確かあの時家内が 処分するなら食べられないお魚を釣る道具を捨てたらわ・・・って言ったかどうかは 今となっては定かではございません。
こんな事ばかりしてきたおっさんに我慢してついてきてくれたカミ(神)さんには頭が下がります。
外の雨はまだ降り続いています
気になるのは 今井川ワンドで黙々と竿を振るへら師達 あまり無理せずに・・・
約束の時間までには 帰ったりやー
明日の朝 私も 少しだけ 竿だしまーす。16尺 ドボン
餌はマッシュポテトと浅ダナ一本の 200回擦りでーす