昨日は 
夫の諸々の手続きに病院へ




電車での通院でも
いろんな事が思い出されて
道々とても切なくなった





電車でどれだけ通ったろう





夫が急変しても
家には猫達がお腹をすかせてる

猫のご飯係だった夫

よく、一手間かけて
優しくあげてたなぁ


そんな夫は
早く帰って猫にご飯あげて

と言ってるに決まってる



夫に
一人で逝かないでよ
って言って祈って




電車で往復三時間

ご飯をあげてトイレを掃除して


ダッシュで病院へ戻るを何度かした



走って走って転んだりもした




それも想い出に変わった



昨日病院の帰りの電車内


吉川駅あたり‥

電車内の窓が少し開いていて、

そこから心地よい風が流れてきた

一瞬 冷たい風に頬を撫でられたように感じた


その時、

死の前日の夫の顔が浮かんだ

はっきり浮かんだ





苦しそうに
何度も同じ事を必死に繰り返して私に言った顔





  あ・・・・



何だったんだろう

と思っていた



昨日風が吹き抜けた瞬間

[あいしてる]


じゃないかな?って。
ふと思った


ふと思ったから何だか確信に変わった







あまりにも私たち夫婦に
この五文字が無縁だったので思ってもみなかった

からはじまる五文字

ありがとう  
だったのかな
ってあやふやな気持ちでいた




最期の力を振り絞って私に何度も言ってた言葉は



あ・・・・
アイシテル



思わず涙がこぼれ落ちたけど
マスクのお陰で気ずかれなかった とおもう



あ・・・・
アイシテル

だよね?


私も言えばよかった


伝えたかった


ちゃんと
あ・・・・って
アイシテル




耐えられない







まだ信じられない

信じたくない




堪らない





コロナ禍   病室前で

[入らないなで下さい!
絶対はいらないでくださいね!]

そうきつく言われ



わずかに開いた隙間から見えた心細そうな夫の顔



入って抱き締めれば良かった

思いきり抱き締めたかった




何で抱き締めなかったの








あの時が夫の起きてる最後の姿


後悔しかない




辛すぎる





夫の死が
長い悪夢であったなら
夢から覚めたら

夫がいるのに




やっぱり

夢じゃないんだ









寂しくて
寂しすぎてどうしよう


悲しくて
悲しすぎてどうしよう




真夜中に夫の名前を呼びながら

悲しみに襲われる




今日の青空もたまらない








子供もいない



本当の一人って


闇にのまれる














夫は長い間   本当に長い間

いつも私の側にいてくれた



当たり前にいてくれた

守ってくれてたんだ





夫がいなきゃ駄目

生きていけないんじゃないか

そもそも
生きてる意味は  なんなんだろう






夫の存在の大きさを今さら知った






普通はいつまでも続かない
当たり前は奇跡


わかってたようで

わかってなかった






夫に逢いたい

逢いたくてたまらない