夫と猫と大腸癌と*お一人様の生き方探し -10ページ目
耐えられない
まだ信じられない
信じたくない
堪らない
コロナ禍 病室前で
[入らないなで下さい!
絶対はいらないでくださいね!]
そうきつく言われ
わずかに開いた隙間から見えた心細そうな夫の顔
入って抱き締めれば良かった
思いきり抱き締めたかった
何で抱き締めなかったの
あの時が夫の起きてる最後の姿
後悔しかない
辛すぎる
夫の死が
長い悪夢であったなら
夢から覚めたら
夫がいるのに
やっぱり
夢じゃないんだ
寂しくて
寂しすぎてどうしよう
悲しくて
悲しすぎてどうしよう
真夜中に夫の名前を呼びながら
悲しみに襲われる
今日の青空もたまらない
子供もいない
本当の一人って
闇にのまれる
夫は長い間 本当に長い間
いつも私の側にいてくれた
当たり前にいてくれた
守ってくれてたんだ
夫がいなきゃ駄目
生きていけないんじゃないか
そもそも
生きてる意味は なんなんだろう
夫の存在の大きさを今さら知った
普通はいつまでも続かない
当たり前は奇跡
わかってたようで
わかってなかった
夫に逢いたい
逢いたくてたまらない
4月3日
私の大好きな最愛の夫は
永遠の眠りにつきました
沢山の後悔と心残り
今は虚無感でいっぱいです
相次いで
一番大切な夫と母を亡くす試練
コロナ禍で
会うこともままならず
私も辛すぎたけど
可哀想な思いをさせてしまった
今はやらなきゃならないことが沢山で
気力だけで生きてます
ただ
命が終わった後
みるみる若く綺麗になっていく夫の顔
安らかで とても穏やかな笑みを浮かべて旅立てた
その事だけが私の救い
メッセージ沢山送ってね
みんな受けとるから
絶対だよ
私からの最後のメッセージ
夫に届いたかな

