今日は夫の二回目の月命日


    夢の話


夫が帰ってきた



夫は背が高くて


体格も良い


二人で姿見の鏡を見ながら



夫に

背、高くなった?



こんなに大きくなかったよね?

と言うと

◯◯ちゃんが小さくなったんじゃない?



って笑顔で言った





40代位?若くて


恰幅もよくて凄くかっこ良い


夫に
何か食べたいものある?


う~ん
野菜炒めが食べたい

肉野菜炒めね


キャベツ多めで



わかったすぐ作る


夫はキャベツ炒めが大好きだった




見たことない食堂みたいな

椅子とテーブル




そこに座って夫は煙草に火をつけた




美味しそうにゆっくり一服


やめて20年

もう匂いも

大嫌いになってたよね



私の顔みて微笑みながら

もう一服




そう、

40代で

私のために

やめてくれた煙草だ




下にスーパーがあって

野菜炒めの買い出しへ


急がなきゃ


急がなきゃ


焦ったところで目が覚めた



それから朝方まで眠れなく

うとうとしほんの少し

眠った




そして又夢をみた



部屋に戻ったら誰もいない


慌てて

夫に電話をした



今、車だよ。

おばさん(昨年亡くなった私の母親)と    先にいってるからね。



助手席に座る母親の微笑んだ優しい顔も浮かんだ



一瞬の夢?

夢だったの?






先にいってるよ


って


待っててくれるってこと?



でも‥


先にいってるよ   は




やっぱり  凄く寂しいよ








夢をみた



私は夫に抱きかかえられている


抱きかかえられたまま階段を上がると私たち二人の目の前に扉があって


その扉が静かに開いた



薄暗い 広い部屋


その部屋の真ん中に椅子が置いてある



夫は私を抱きかかえたまま
その椅子まで進み


そっと優しく
その椅子に私を降ろした


降ろされた私は



えっ、何?

何なの?


夫の名前を呼んだところで
目が覚めた。



やっと夢であえた
嬉しい気持ちが


違う!違う!



違うんだ‥




  そろそろ行くよ



ってことなんだ‥



明日は49日


この夢は


夢じゃない




5日に手を握ってくれた
不思議な感覚から

14日振りに夫を感じたのに

やっと夢で夫に逢えたのに





行ってしまうの?


寂しすぎるよ



受け入れなきゃ
ならないんだろうけど




悲しすぎるよ






夫が逝って今日で40日



そして
今日は私の術後の定期検査日

今回とりあえずのセーフ

次回はCTです



今日は病院まで
電車とバス


夫がしてくれてた病院への送迎は
贅沢な過去の想い出になり



どうだった?
の夫の心配顔も見れなくなって

良かった、良かったと
ホッとした夫の安心顔も見れなくなり



虚しくて悲しくて寂しいです








家に帰って
夫の遺骨に今日の報告と次回の予定を報告しました










急変する3日前

家で撮った 最後の写真


夫の背中に
何とも言えない哀愁を感じて
そっと撮った一枚




まさか‥‥

まさか。

最後の一枚になるなんて

永遠の別れが
すぐにやってくるなんて
思ってもみなかった








空っぽな私




私は一人歩いて行けるのかな