首都高小松川JCTは箱崎を変えるか 2019年度開通予定 渋滞名所どうなる? | JH1VDMのブログ

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首都高小松川JCTは箱崎を変えるか 2019年度開通予定 渋滞名所どうなる?

2019年度の開通を目指して首都高で建設が進む「小松川JCT」。開通するとC2中央環状線埼玉方面と7号小松川線千葉方面の行き来が可能になり、あわせて都心方面の渋滞緩和も期待されるといいます。具体的にどう変わるのでしょうか。

第一の目的はC2の機能強化

 首都高7号小松川線とC2中央環状線を接続する「小松川JCT」が2019年度の完成を目指し、工事が進んでいます。同JCTが開通すると、都心方面の渋滞緩和にも効果があると期待されています。
Large 180226 komatsugawajct 01 小松川JCTの完成予想図(画像:首都高速道路)。
 これまで、C2と7号小松川線は立体的に上下に交差しつつも、互いに接続されていない状態でした。小松川JCTの工事はこの立体交差に2本の連絡路を建設し、C2の埼玉方面と7号小松川線の千葉方面を接続するものです。これにより、「7号小松川線上り方面からC2内回りへ」、「C2外回りから7号小松川線下り方面へ」の通行が可能になります。
 首都高速道路はこれを「C2中央環状線機能強化事業」の一環と位置づけており、このほか2018年3月18日開通予定の「C2板橋・熊野町ジャンクション間4車線化」と、2月25日に開通済の「C2堀切・小菅ジャンクション間4車線化」が実施されました。
Large 180226 komatsugawajct 02 小松川JCTの概要図(画像:首都高速道路)。
 主な目的はC2の機能強化というわけですが、7号小松川線とC1都心環状線の接続部には、6号向島線、9号深川線、7号小松川線の3路線の流れが集中する箱崎JCTをはじめ複数の渋滞ポイントがあります。小松川JCTの開通は、こうした渋滞ポイントを抱える都心方面の混雑緩和にも効果があると考えられています。