清風荘（京都市左京区）の見学に行ってきました。
西園寺公望の元別邸で、没後、京都大学に寄贈されました。基本的に非公開ですが、毎年11月上旬に開催されるホームカミングデーに事前申し込み制で公開されています（2023年はコチラ）。応募者多数だと抽選になるようで、僕らは去年外れましたが今年は当たりました。聞くところによると今年の倍率は3倍程度（100名の枠に300名申し込み）。いわゆる南禅寺別荘群で見学できるところはホントに少ないので、これならハードルは低い方です。確か1名まで同伴OKでしたので、お知り合いに京大OBOGがおられたら応募してもらうとよろしいかと思います。
なお申し込み期間は9月初めごろから9月末くらいまで。9月になったら定期的にホームカミングデーのページをチェックすると良いのではないでしょうか。
で、行ってみた感想。
無鄰菴に似ていますが、無鄰菴以上だと思います。かなり素敵な庭園でした！
庭ブロガーとしてはむちゃくちゃ紹介したい！
ですが、残念ながら写真公開NG（撮影はOK）でした。
リンク先からどんなところなのかご覧ください。
まずは庭園編。
作庭は7代目小川治兵衛で、国の名勝に指定されています。植治っぽい伸び伸びした庭。東山がちらりと見え、その山肌に大文字が見えます。
次は建物編。
住友家お抱えの数寄屋大工八木甚兵衛（二代目）による建物で、国の重要文化財に指定されています。
写真は、……せやな。これやったら怒られへんやろ。
入口ですけど、ここからすでに格好いいですよね。門の肩と生け垣の高さをそろえているからスッキリして見えます。
見学後はすぐ近くの総本家 媽媽菜館 六花で油淋鶏定食をいただきました。皮がパリッとしていて美味しかったです。
