銀閣寺のお庭を拝見しに行ってきました。

銀閣寺と言えば、皆さんアップされるのはプッチンプリンの写真ですね。こいつ。

 

でも、この日のプッチンプリンは作りが甘い。エッジのシャープさがないのです。良かったらGoogleで検索して比較してみてください。(正式名称は向月台ですので、それで検索したほうがいいと思います。) ひょっとして外れ? それとも逆に当たり(笑)?

銀閣寺の美意識的には角がシャープなほうが似合うと思うし、美的に言えば外れかなぁ。しかしまぁおかげでプッチンプリン感が強くなってて面白いから、個人的にはぜんぜんOKです。

 

銀閣寺で僕が一番好きなのは橋です。とにかく美しい橋が多い! 安土桃山時代の豪快な橋ではなく、室町らしい、また義政らしい、繊細で華奢な橋。

たとえばこれ。

いいですよね~~。すっきりとしてとても美しいです。

 

この橋も良かった。自然石の橋げたをかませた薄い橋。

悶絶するくらいに格好いいよなって思います。

 

薄い橋は華奢で破損しやすいため、順路になっている橋の上には木橋が掛けられ保護されています。たとえばこれ。

木橋の下に石橋があるの、見えますか?

誰も注目しないところけど、橋好きはこういうのを見逃しません(笑) 木橋も風情があって、なかなかいい仕事をしています。

 

というわけで、銀閣寺の見どころはプッチンプリンと石橋です。前者はみんなちゃんと見るんだけど、後者は見逃しがちです。どうぞ注目してあげてください!

 

 

※追記

銀閣寺は毎年春と秋にけっこう長期間、東求堂(国宝)・弄清亭などの特別公開をします。2024年春3月20日(水)~5月6日(月)の2ヶ月弱です。ちなみに2023年秋は10月1日~12月3日の2ヶ月でした。

東求堂の書院は義政公の当時のままです。

弄清亭は奥田元宋による障壁画が圧巻。すごくいいです!

 

 

☆heppokomentalのオススメ  じつは券売所手前の立派な生垣も見どころどす