■ 子供との関係性

今日は、先日あった長男とのエピソードを話してみようかなと思います。

その日、長男が珍しく「外に遊びに行きたい」って言ってたんですよね。
ある施設に行きたいって言ってて。

長男って、あんまり自分から「ここ行きたい」って言うタイプではないので、すごく珍しくて。
できれば叶えてあげたいなって思ってたんです。

でも、その日はちょっと体調が悪くて。
風邪気味やったんですよね。

しかも、やりたいって言ってた遊びが、結構体力を使う感じのものやったので、
「もうちょっと元気になった時に行こうよ」って話をしたんです。

でも、長男の中では、もう「行きたい」っていう気持ちがすごく高まってて。
なかなか受け入れられなかったんですよね。

その受け入れられない気持ちを、
私に当たることで表現してきてて。

暴力っていうほどではないんですけど、
すごい当たってきてる感じがあったんですよね。

■ 子供の感情表現

それで、
「相手に当たるようなことはしたらあかんよ」っていう話をしたんです。

そしたら、何もしなくはなったんですけど、
でも全然納得してない顔してて。

腕組みして、私の膝にコロンって引っ付いてきてるんですよね。

どうしたもんかなーって思って。

でも長男って、
「僕はいまこう思ってる」みたいなのを、自分から言葉にするのがあんまり得意じゃないので、
気持ちを代弁するみたいな感じで話してたんです。

「体調が悪いから、今日は遊びに行けないっていうのは分かってるよね?」って聞いたら、
うんって頷くんですよね。

「でも、分かってても、行きたかったっていう気持ちはあるよね」
「やめとこうって言われて、嫌な気持ちになるよね」って言ったら、
また、うんうんって頷いて。

「その嫌な気持ちって、分かってるからって消えるわけじゃないよね」って言ったら、
また頷くんですよね。

で、
「でも、嫌な気持ちがあるからって、お母さんに当たるのは違うっていうのも、ちゃんと分かってるよね」って言ったら、
それも、うんって。

みんな分かってるんよな、って思ったんです。

何が良くて、何がダメかも。
どうした方がいいかも。
少しずつ分かってきてる。

でも、
分かることと、気持ちを切り替えられることって、また別なんですよね。

それを言った時に、
長男、静かに涙を流し始めて。

長男って、
大きい声でわーって泣くことは、最近あんまりないんですよね。

じーっと目を閉じて、
涙がこぼれるままに、静かに泣いてるんです。

■ 子供の心の葛藤

最近、そういう長男の“心の葛藤”みたいなものを見ることが増えてきました。

小さい頃は、
訳も分からず癇癪を起こして、
泣き叫んで、
もうどうしたらいいか分からない、みたいな時期があったんですよね。

私の声も届いてない感じがして、
ほんまにどうしたもんかなって思ってました。

でも今は、
話は通じるようになってきてて。

いいことと悪いことも分かってる。
自分がどうした方がいいかも、少しずつ分かってきてる。

でも、
分かってるからって、
気持ちをうまく整理できるわけじゃないんですよね。

「どうするべきか」は分かる。
でも、「この気持ちをどうしたらいいのか分からない」。

そういう姿を見ることが、最近増えてきました。

先日も、
「嫌な気持ちがなくならない。どうしたらいいんだろう」
みたいな感じで、涙を流してて。

でも、
長男なりに、自分の気持ちと向き合おうとしてる感じも伝わってきたんですよね。

だから、その時は、
あえて私から気持ちを切り替えさせるようなことはしなかったんです。

新しく楽しいことを提案するとか、
別の話題に変えるとか、
そういうことはしなくて。

そのまま、そっとしておいたんです。

■ 子供の気持ちへの理解と対応

そしたら、私の後をずーっとついて回るんですよね。

私が移動したら、またついてきて。
ほんまに腰ぎんちゃくみたいな感じで。

でも、何もしゃべらないんです。

ただ、私の顔を見てくるだけで。

何か言うかなーと思って待ってたんですけど、
何も言わなくて。

それで、
「こっちおいで」って言って、
寝室に呼んだんです。

長男と二人きりになって、
「どうした?」って聞いたら、

「ぎゅーってして」

って言うんですよね。

抱きしめてって。

「分かったよ、おいで」って言って、
ぎゅーって抱きしめて。

「どうしたん? まだ嫌な気持ちなくならへん?」って聞いたら、

「ううん、違う。甘えたいだけ」

って言うんですよね。

なんか、その姿を見てたら、
私の方が泣けてきてしまって。

長男の中で、どんな気持ちの動きがあったのかは分からないけど、
長男なりに、
自分の気持ちに向き合って、
切り替えようって頑張ってたんやろうなって思って。

なんか、すごく愛おしかったです。

これからも、
きっとこういうことって何回もあると思うんですよね。

そのたびに、
長男の気持ちを受け止めながら、
静かに見守っていけたらいいなって思います。

それで、
もし長男が私に助けを求めてきた時には、
できる限り応じてあげたいなって思っています。

という話でした。