なーさんが通っているリハビリ施設で

兄ちゃんも発達の相談をしていました。






 

さかのぼること2ヶ月半前。




 

発達検査の結果を聞きに行きました。







 

結果、

 

知能に遅れのない自閉症スペクトラムと診断されました。

 

 

 

 


先生に、言われた瞬間、

涙は出てくることはありませんでしたが

やっぱり、ショックでした。



 

先生が言うには、

『この子は本当に見た目だけでは分かりづらい。

検査してみて、やっと分かる程度』らしいです。



 

そして、

自閉症スペクトラムの中で何に一番近いのか

聞いてみると、どれにも属していない

いわゆる特定不能の広汎性発達障害ってやつらしい。


どこの群にも属してはいないけど、

発達に凸凹があるらしい。


 

見た目で分かりづらいから、【軽い】というわけではなく

脳の機能、捉え方は自閉症スペクトラム傾向なので

普通に見える分、誤解されたり生き辛くなったりするらしい。




 

脳機能のせいだったんですね。


 

悪気はないのに、みんなと同じように動けないからって

保育園でたくさん怒られて、かわいそうだったな。


 

家でも、厳しく注意することが多かったし

一番近くにいる親が分かってあげられなくて、

申し訳ないし、かわいそうなことしたな。





 

そう思う反面。


 

やっぱり、思ってしまいます。






 

2人の息子は、大好きでカワイイ我が子です。

私の元に来てくれたのは嬉しいことです。

 

それを前提としてですが、

今は吐き出させてください。







 

私が何か悪いことした?

 

障害児1人でも辛いのに、

もう1人もだなんて酷だよ。








 

親を選んで産まれてくる?

 

そんな器量は私には無いよ。

もっと良い母親が他にたくさんいるだろうよ。

せめて分散してくれよ。






 

乗り越えられる試練しか与えられない?

 

試練を与えるなら、子供たちに与えるのではなく

私の体に与えてくれよ。




 

前向きな言葉ですら、診断後の数日間は

ブラックモードだった私の心には響かない状態でした。





 

子供はたくさん欲しかった。

男も女も欲しかった。


 

どの願いも叶えられなかった。



 

神様という存在があるのなら

障害があっても、せめて男女にしてくれるとか

1つぐらい、願いを叶えてくれても良いのにな。


 

なーんて思ったりして。



 

 



 

なーさんが障害児だから

せめて、兄ちゃんだけは健常に・・・

と思って必死に追いつかせようとしてたけど

かわいそうなことしてたんだよな・・・。




 

あー。

人生って、色んなことがありすぎですね。

 


 

健常の子供をもっていても、

幸せを感じていない人もいるだろうし、

障害のある子をもっていても

幸せと感じて日々を過ごしている人もいる。



 

何もないことが一番だけど、

いずれ年を取れば、後天的に機能障害が

誰しも出てくるんですもんね。


 

うちの子は、先天性で生まれてきただけ。

 

 

そうとでも思ってないとやっていけないよ・・・。



 









 

自閉症スペクトラムの例え話。

 

右利き(大多数)と左利き(少数)の世界があるとして、

左利きの人が右利きの世界に入ってしまって

右利きの世界の人たちに

「ここは右利きの世界なんだから右を使え」

 

みんなに怒られるから、言われた通りにして

本人は窮屈ながら一生懸命頑張るんだけど、

右利きの世界の人たちは更に言い続ける。

 

「何で線が真っ直ぐ引けないんだ」

「何で早く字が書けないんだ」

「何で書き順が違うんだ」

「何でそんなにへたくそなんだ」

「何でみんなと違うんだ」

苦手な右手を一生懸命使って頑張ってるのに

怒られてしまうのが左利きの世界の人らしい。

 

左利きの世界にいれば、生き生きと暮らせるのだから

そっちの世界も理解してあげましょう。


 

先生にそんなことを言われたな。


 


 

分かりやすい。




 


 


 

そんなこんなで、以前ブログに書いていた

なーさんの1才半健診の時は(その時のブログ

兄ちゃんの結果を聞いた翌日だったこともあって

その場にいることが、つらかったつらかった。


 

なんで、うちばっかりなんだろー。

手を繋げて歩けてていいなー。

この人たちの悩みなんて大したことないんだろうなー。

 

本音言っちゃえば、周りのお母さんたちに

妬みが入ってたんでしょうね。







 

で。

 

現在の私というと・・・。


 

多少ふっきれた模様です。笑



 

開き直ったのかな?

 


 



 

今までずーーーーっと悩んでいた保育園問題も

(担任の対応が本当にひどいと感じていた)

解決するために、保育園の園長・主任の先生に

診断が出たことを伝えたうえで、今までの嫌な思い

納得できない対応、我慢していたことを全てぶちかまし、

今度の4月以降、うちの子たちの担任には、あたらない様に

していただきたい。と伝えました。




 

あと5年は通う保育園なので、抗議することは

とっても勇気がいることでしたが、親身に話を聞いてくれて

一緒に涙も流してくれて・・・

『指導が足らず申し訳なかった。上まで報告がきていなかったとは言え、

知らなかったじゃ済まされないことでした』と謝罪の言葉があり

今後の対応として、その先生は一切関わらせないと約束してくれました。

(実は、その先生、他の保護者からもクレームが入っていたらしい)





 

しかも!!

 

4月からの年少組からは、担任の他に

兄ちゃんに加配をつけてくれる事になりました。




 

しかもしかも!!

 

今通っている月1回のSTに、担当の先生が同行してくれて

兄ちゃんの動きの傾向、対応の仕方等、

一緒に勉強してくれることになりました。






 

母。

 

頑張りました!!!

 

自分で自分を褒めてあげたいですっ。





 

勇気を出して頑張って本当に良かったよ(ノД`)゚。





 

今の担任の先生とうちの子(私も)合わなかっただけで

決して悪い保育園ではなかった。





 



次から次へと、悩み事が出てくるけど、

子供たちの悪い所ばかりみてないで

たくさんある良い所を伸ばしてあげよう。









 

神様がいるのならば・・・

 

今起こっていることに

意味があるというのであれば・・・






 

きっと、

 

私が未熟だから成長しろってことなんだろうな。

 

特に・・・短気を直しなさい。

 

ってことなんじゃないかな。

 

と思うようになってきました。


 

 

 

兄ちゃんの場合は、

周りの対応で、良い方向にも悪い方向にも

転ぶようなので、まずは親が変わらないと・・・。




 

本当は、ここに書くかどうかも迷ったのですが

現実を受け止めるためにも、

自分の中での覚悟を決めるためにも

思い切って、書いてみました。

 



 

良い意味で開き直って

より良い人生になるよう精進します(`・ω・´)ゞビシッ


 

 

 

いつもニコニコのかわいい我が子たちには

変わりがないので、親も笑っていられるように

まずは、思考の変換をがんばります。

 

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