大人で吹奏楽をやっているっていうと…、
かなりの割合で学生の頃からやってきた方で、
わたしのように大人になってから、というのはレアなパターンのようで。
わたしが楽団に入っている、しかも始めたのは大人になってから、というと
大抵「何でまた?」と訊かれるわけです。
何でって言われてもなぁ…
シンプルに、 やりたかったから 。
4歳からピアノやっていたりで、もともと音楽は大好き。
小学生の頃は学校の器楽クラブに入っていて、アコーディオンとか弾いていたり。
(※わたしが通っていた小学校には管楽器はなかった)
中学に入ると、いくつか部活のお誘いが。
陸上部、バレー部…もちろん、吹奏楽部からも。
結局入ったのは陸上部。
走るのが好きだった(大してタイムは速くなかったけど、風と一体になれそうなあの感じがたまらなくよかった)というのと、勉強とかピアノとか両立させやすそうだったから。
…あっ、一番最初に声かけてくれたから、っていうのもあったかも
それでも心の片隅に少しは吹奏楽への気持ちもあったんですよねー。
(学祭で聴いた、シャカタクの『ナイトバーズ』があまりにも印象的だった! ←年齢バレるなー)
そんなこんなで、ン年後。
今の職場に入って間もない頃、掲示板で見た1枚のチラシ。
団員募集。
それが今在籍している楽団に入るきっかけとなりました。
…といっても、実際に入るのには、そこからまだ5年ほど時間がかかるわけですが(^_^;)
ピアノはやっていたけど(※ただし相当のブランクあり)、管楽器は未経験。
こんなわたしが入れるものなんだろうか?
さんざんうだうだいじいじ考えた挙句、
ある日意を決して、えいやっ!とばかりに飛び込みました。
断られるかな?と思ったけれど、意外にも入団許可がもらえました。
※後で聞きましたが、
・ピアノ習っていたということで、譜読みはまぁ大丈夫だろう
・試しに吹かせてみたらすぐ音が出た
・(未経験だけど)やりたい、というからには何とかしてついていくだろう
この辺が許可の理由だったらしいです。
こうして、へっぽこクラリネット吹きのはじまりはじまり~
【おまけ。】
未だにステージにのってることが信じられない時があります(しかも本番中)
入って間もない頃から、依頼演奏やらコンクールやら定演やら…。
「え、ホントにいいの?」なんて訊いたくらいにして。
場数踏ませて上達させよう、にしても。
辛抱強く付き合ってくれるみんなにはホントに感謝、感謝なのです。