このブログに頻繁に登場しているタカシ。
まるで付き合っているが如く毎日電話で話しているが
奴との出会いについて書いてみる。

俺より3ヶ月先に入社したタカシ。
カムサハムノダ先輩とは同期になるが
カムサハムノダ先輩はタカシより二歳年上だ。
そんなことに全く配慮することなく
厚かましくも「野○くん」と、まるで部下のように「クンづけ」する。

しかし同じ職場のモロッコ人には自分より4歳年下にもかかわらず
ずっと敬語で通していた要領のいい奴である。



(イラストソフトで作ったもろっこ。似てる?)


初めて会ったのは入社間もない研修の場だ。
メンバーは俺とタカシ
それに伊勢さんという高松からきたボンヤリした人の3人だった。


タカシはその頃から油断のならない目付きをしていて
「俺は君たちには負けへんで」という
気合十分のオーラを全身から醸し出していた。


はっきり言って俺はそういう熱血野郎は大嫌いだ。


研修をしてくれたマネージャーが質問した。
「ところでCAD(キャド)って何の略か知ってる?」



・・・C(シー)A(エー)D(ディー)だろ?
えーっと・・・σ(´∪`〃) ェットォ…


「はいっ!Computer Aided Designの略ですっ」

間髪入れず、得意げに答えるタカシ。
「フフン!すごいやろ、俺?」という感じがすっごく出ていた。
『ハリー・ポッター』シリーズの「賢者の石」におけるハーマイオニー。
読んだ人なら分かると思うけど、あんな鼻持ちならない感じ。


何回でも言うけど『熱血』『おすまし野郎』は大嫌いだ。
こいつはその条件を確実に満たしている。


俺はその場でタカシを心の中の
『嫌いな奴リスト』に入れ、ボンヤリ伊勢さんと仲良くなることにした。


研修が終わり、伊勢さんと駅まで歩く。

前の会社は肉体的にハードだったので辞めたこと
中小企業診断士を取得していること
道すがら穏やかにそんな話をする伊勢さん。
俺の心の中の
『いい人リスト』に伊勢さんは入っていた。



しかし人生は分からないもので
その後、伊勢さんは体調不良で速攻退職してしまった。
タカシと俺は同時期に昇格した挙句に、なんだかんだと仲良くなり
今ではつかず離れずの恋人同士のような良好な関係を維持している。
タカシは調子に乗らなければスゴクいい奴なのだ。


俺と言えば、なりゆきで昇格はしたものの
「あのコはええで~!
と周りにさんざん吹いておきながら
採用した社員がとんでもないアバズレだったり

「こいつは信用できる!」
という確固たる信念で採用した
アルバイトが滅茶苦茶な仕事ぶりで職場を引っかきまわしたり
という憂き目に遭い続けている。


要するに人を見る目がない俺。
タカシとも最初から仲良くすれば良かったのか・・・。

そんな俺が見たビデオ『SAW
最近観たビデオの中ではかなりオススメ。
5点満点中4.5点!



氷上で華麗に舞うヨッシー。
Anegoさんのリクエストにお応えしてのサービスショット♪