ついにあの大型新人までがブログを始めてしまった・・・。
実家では「タカちゃんが一番と溺愛され、
いつもお仕事ご苦労様とばかり一般家庭の食卓では
まずありえない「パエリア」を夕食に作ってもらっていた
元祖ヘッポコさんこと「あご男」が、である。

根は完全な男尊女卑で頑固なところがあるくせに、その傲慢さを
職場では一切、見せることなく完全に従順なキャラを装っている
アゴ男が胸の中にどんな深い闇を持っているのか、
皆さんに知っていただくいい機会だ。
右にあるリンク集の「あご男の叫び」
これは日本の若者の病巣を探る意味でも要チェックだ。

あご男のデビューついでに俺の占い師探訪デビューを書こう。

学生時代に友達と数人で岡山県は津山市で有名な占い師がいる
という噂を聞きつけ、その住居をドキドキしながら訪ねたのだが、
意外にもいわくのありそうな雰囲気どころか、ごく普通の一軒家だった。
変わっていることと言えば住宅街にもかかわらず順番待ちの車が
心細げに何台も停車していたことくらいだろうか。
鑑定料も20分で1,000円と安く、学生でも安心な価格設定である。

順番が来て、おそるおそる中に入ってみると、
織田無道のヤングカジュアル編
というような兄ちゃんが、座っていた。

「名前書いてください」とペラの紙を一枚出され、
緊張しつつ書いてみる。

すると、それを受け取るや、その名前を書いた紙の上に右手をかざし
「ビクッ!ビクッ!」と腕を肩から揺らし、
度肝を抜かれている俺を尻目に、
今度はその紙を持ち上げたかと思うと、
両手に水平に乗せ、紙の厚みでも調べるように凝視し
斜め下から、眉間にシワを寄せて唸っている

診断される前に緊張
      ↓
織田無道のルックスを見て緩和
      ↓
エキセントリックな行動に緊張・・・と
俺の心はまるでジェットコースターだ。

「・・・あんた、すげぇなぁ」唐突に言われる。

「えっ!何がですか?」

「いやっ、あんた本当に欲が深いわ~」

なぁ、おっさん・・・俺ら初対面だろ?

そんな会話から始まり言われたことと言えば・・・・

①向いている仕事は公務員か独立系
②企業に就職しても欲が深いので出世する。
③守護霊は右斜め上にいる
④ついでに言うなら胃の辺りに赤ん坊を抱いてるか、
 もしくは身ごもっている女性の霊が憑いており、
 おそらく悩みがある時にどこかのトンネルで拾って来ている
⑤別れた彼女にはすでに好きな人がおり、
 あんたに対して、これぽっちも未練はない。

 と言う検証の仕様がないものであった。

しかし無道の名誉のために言っておくと、「福祉関係に縁がある」
と言われた奴は現在、福祉関係の仕事をしているし、
「職人が向いている」と言われた数人は本当にそれっぽい仕事に
就いているのだ。

俺達の心に強烈なインパクトを残したヤング織田無道。
数年後、ひょんなことから奴の話題になり、消息を聞いたのだが
何と・・・盗撮して捕まっていた・・・

おいっ無道!まず自分を占っとけ!