「中○さんって何でいつもミッキーマウスみたいな靴
履いてるんですか~?」

天然娘が無神経にみんなの前で聞いた。
チマチマは苦笑いでそれに応えたが
チマチマを半年以上観察し続けている俺は
確実に怒りに燃えていたのを見逃さなかった。
確かに先っぽがポッコリ膨らんでいたその靴は
奴の細い足首とあいまってミッキーマウスの靴そのもので
ずっと気になっていた。
実は俺だけでなく
支店全員その靴に「なぜ?」という疑問を持っていた。
天然娘にそのことを指摘されて以来、
チマチマは「ミッキー靴」と名づけられた
その靴を一切履いてこなくなった。
それ以来
「中○くん、ミッキー靴、履いて来ないの?」
「履いて来いや!ミッキー靴ぅ!」
と何度か言ってみたのだが
「今、壊れてるんでぇ・・・」
「こっちの靴の方がいいんでぇ・・・」
と絶対に履いてくることはない。
なぜ、それほどまでに頑なになるのか?
本日、奴の元上司であるタカシと話をしていてその謎の
一端を垣間見た。
『中○くん、あの靴、気に入ってるで!
オシャレや思うてるわ。
前、俺に
「マネージャー、僕、こんな靴(ミッキー靴)持ってるんですけど
履いてきていいですか?
職場の雰囲気にそぐわないですかね~?」
って聞いてきたもん。』
タカシには許可を取って履くくせに
俺の前では堂々と履いていたという事実より
ショッキングだったのは
許可を取ってまで履きたい靴だった、その事実!!!

眉毛を整えたり
美容院でカットしたり
自分を磨き上げる努力を怠らない
意外にオシャレに執着心のあるチマチマ。
ミッキー靴はあいつの足元を飾る為の
大切なアイテムだったのか・・・。
天然娘は今後絶対に許されることはないだろう。
内気で自己主張が出来ないチマチマ。
その分、内に秘めたエネルギーは半端じゃなく
彼を傷つけた人間は彼の想像ではボッコボコ。
と、言う訳であの日以来
多分、ずっとこんな感じ・・・だろうな。

履いてるんですか~?」

天然娘が無神経にみんなの前で聞いた。
チマチマは苦笑いでそれに応えたが
チマチマを半年以上観察し続けている俺は
確実に怒りに燃えていたのを見逃さなかった。
確かに先っぽがポッコリ膨らんでいたその靴は
奴の細い足首とあいまってミッキーマウスの靴そのもので
ずっと気になっていた。
実は俺だけでなく
支店全員その靴に「なぜ?」という疑問を持っていた。
天然娘にそのことを指摘されて以来、
チマチマは「ミッキー靴」と名づけられた
その靴を一切履いてこなくなった。
それ以来
「中○くん、ミッキー靴、履いて来ないの?」
「履いて来いや!ミッキー靴ぅ!」
と何度か言ってみたのだが
「今、壊れてるんでぇ・・・」
「こっちの靴の方がいいんでぇ・・・」
と絶対に履いてくることはない。
なぜ、それほどまでに頑なになるのか?
本日、奴の元上司であるタカシと話をしていてその謎の
一端を垣間見た。
『中○くん、あの靴、気に入ってるで!
オシャレや思うてるわ。
前、俺に
「マネージャー、僕、こんな靴(ミッキー靴)持ってるんですけど
履いてきていいですか?
職場の雰囲気にそぐわないですかね~?」
って聞いてきたもん。』
タカシには許可を取って履くくせに
俺の前では堂々と履いていたという事実より
ショッキングだったのは
許可を取ってまで履きたい靴だった、その事実!!!

眉毛を整えたり
美容院でカットしたり
自分を磨き上げる努力を怠らない
意外にオシャレに執着心のあるチマチマ。
ミッキー靴はあいつの足元を飾る為の
大切なアイテムだったのか・・・。
天然娘は今後絶対に許されることはないだろう。
内気で自己主張が出来ないチマチマ。
その分、内に秘めたエネルギーは半端じゃなく
彼を傷つけた人間は彼の想像ではボッコボコ。
と、言う訳であの日以来
多分、ずっとこんな感じ・・・だろうな。
