『今千葉へ着いて早速見たぜ。
嫁が風呂へ入ってるのをみはからって。
今回の旅もまた中身の濃い旅だった。ありがとう。
ニラミの家念入りにかくしてくれて感謝』




前々回の『断罪の旅』にて
ひた隠しにして来た過去をネット上で晒された
サコッペからのメールだ。


別にサコッペに配慮してニラミの自宅を隠した訳ではなく
万が一、このブログでの写真が本人やその家族にバレて
俺が訴えられるのが嫌だからだ。


相変わらず、嫁に過去の行状がバレるのが恐いようだ。
愛があるならむき出しの自分をさらけ出せ!と言いたい。


新聞配達少年だったあの頃の君はどこに行ってしまったんだ?
30件もの家に朝日新聞を配り続けていた勤労少年だった君は。


中学一年生の頃、サコッペは新聞配達をしていた。

夏はいいのだが冬場になると夜明けの時間が遅く
暗闇の中での新聞配達である。


正直、恐かったらしい。
親について来てもらっていたとしても
若干13歳の少年である。誰が責められようか。


父親について来てもらっての日々がしばらく続いたある日。
彼は「今日から一人で配達するわ!」と父親に宣言した。


「男子」から「男」への階段を駆け上がる時だ。
いつまでも「怖いからついて来て~~(;´ω`;)アゥ」なんて泣きを入れていられない。
ビビッてちゃ何にも始まらねーぜ!
俺は男でいッ!!


「大魔神」と仇名された彼の父親も喜んだはずだ。
「ひとし・・・大きくなったのぅ・・・」と。


奴の家では「息子独り立ち!」とかそういう
いい話になっているのだろうが、俺は知っている。



思春期真っ只中のサコッペ少年は
ある日、新聞配達の彼のルートの土手に
捨てられてカピカピになった
「週刊プレイボーイ」が落ちているのを発見した。


ヌード記事とか女の卑猥な写真が掲載されている
青少年のバイブル的な本だ。
当時の彼が買ったことはおろか
見たこともなかったエロい雑誌。


奴が「今日から一人で行くわ!」と宣言した理由。
もうお分かりだろう・・・。


『親に邪魔されることなく
エロ本を読みたかったから』

これだけである。


エロが恐怖に勝った男、サコッペ。
そんな人です。





小学生の頃から好きだった女子に告白するべく
指定した喫茶店「ポタージュ」の前で一枚。

あっさりフラレたけど、今は彼女よりも遥かに幸せです。
だって結婚してるもーん。