オチョコに水を入れたらすぐ溢れてしまう。
器が小さいからだ。
人間の器も同じであろう。
スケールの小さい人間は
少々のことですぐ「いっぱいいっぱい」になり
あるものは自爆し、またある者は底なし沼に自分を追い詰めていく。
俺の職場には身も心も小さい
そう「ミスターお猪口(おちょこ)」と呼ぶにふさわしい人間がいる。
俺?NONO!
俺はまだ茶碗くらいの容量はある。(つもり)
少し前からこのブログにまさにチョコチョコと登場している
中○くんだ。
縁あって岡山で一緒に仕事をすることになり
事前に携帯に挨拶の電話があったのだが
「よろしく、おねがいします。」という受話器の向こうの声は
丁寧なのだがボソボソと暗く全く印象に残らないものだった。
一緒に仕事をするようになり
彼のチマチマぶりを思い知るのは
それほど時間を必要としなかった。
仕事中、姿が見えないので探しにいくと
上司の俺の許可無く休憩室に腰を下ろし
暗~い表情でタバコを口に一点を見つめている。
知り合って間もないので。ムッとしつつも
「どしたん?休憩?」と皮肉っぽく声をかけても
恐縮するどころか
「はい。」と悪びれもせずに答える非常識ぶり。
仕事でもミスが多く、そのミスを隠す為に
その場しのぎのウソをつくのだが
持って生まれた星なのか、ことごとく速攻バレる。
それでも彼が俺の怒りにじかに晒されることはなかった。
その頃は俺も転勤したてで、且つ日々様々な事件が勃発し
とてもじゃないが彼に指導する余裕なんてなかったからだ。
だから、しばらくは彼にとって非常に居心地の良い職場であったはずだ。
しかし「天網恢恢疎にしてもらさず」
俺という我儘人間と同じ職場になったのが運のつき
やり場のないストレスの矛先に
ついにロックオンされる日がやってきてしまった。
まずタバコを許可無く吸いに行くことを禁じられ
少しの報告でも本当かどうか関連部署に確認の電話をされる
嫌味、皮肉、ささいなことで怒鳴られる、罵倒される
という地獄の日々の幕開けだ。
俺に怒鳴られると
まるで蛇に睨まれたカエルのように固まる中○くん。
可哀相に思ってフォローの言葉をかけると
「僕の為を思って言って下さるのがわかるんでぇ」とか
「僕は怒られ役であることは理解してますんでぇ・・」
「一番、辛いのは石○マネージャーなんでぇ・・」
挙句「こんなことを言ってくれるのは本当にありがたいことなんでぇ・・」
という風に必ず美辞麗句で
「怒られるのは自分が悪いからです、はい」
的な発言を殊勝にもしてくるが
陰では絶えず愚痴を言いまくり
誰にも相手にされないとなると
ついには前の会社の上司にまで愚痴を言いまくる
と絶えず自分が愚痴れる相手を求め続けるのだ。
だったら最初から格好のいいことを言わなければいいのだが
そういう性分らしく有言不実行で自分でストレスを溜め込むという悪循環。
俺は何度もそういう「ええかっこしい」の部分を注意した。
しかしその場は「ありがとうございます。後がないと思って死ぬ気でやります。」
と威勢のいいことをまたまた言ってのけ、直後大ポカをやる・・・の繰り返しだ。
仕事のミスは半端じゃないほど多く
クレームの電話は社内外を問わず
あちこちから顰蹙を買っているが
残業の申請だけは毎日キッチリと行っており
どんな些細な残業も絶対に抜け落ちることはない。
26歳の若者らしく色んなことにもっと豪快になって欲しいのだが
上司の俺がラーメン+カツ丼をガツガツと食っているのに
毎日の昼食は「サンドイッチと午後の紅茶(レモン)」と
判で押したように決まっている。
食まで細い。
「おらっ!メシいくぞ!」と栄養をつけさせるべく
無理やり昼飯に誘っても「ひじき」とか注文して
俺の意図は全く伝わらない。
あの強烈個性でさえ、あきれた
中○くんのチマチマぶり・・・
いいか、今月が勝負だぞ!
頑張れよ、チマチマ男

器が小さいからだ。
人間の器も同じであろう。
スケールの小さい人間は
少々のことですぐ「いっぱいいっぱい」になり
あるものは自爆し、またある者は底なし沼に自分を追い詰めていく。
俺の職場には身も心も小さい
そう「ミスターお猪口(おちょこ)」と呼ぶにふさわしい人間がいる。
俺?NONO!
俺はまだ茶碗くらいの容量はある。(つもり)
少し前からこのブログにまさにチョコチョコと登場している
中○くんだ。
縁あって岡山で一緒に仕事をすることになり
事前に携帯に挨拶の電話があったのだが
「よろしく、おねがいします。」という受話器の向こうの声は
丁寧なのだがボソボソと暗く全く印象に残らないものだった。
一緒に仕事をするようになり
彼のチマチマぶりを思い知るのは
それほど時間を必要としなかった。
仕事中、姿が見えないので探しにいくと
上司の俺の許可無く休憩室に腰を下ろし
暗~い表情でタバコを口に一点を見つめている。
知り合って間もないので。ムッとしつつも
「どしたん?休憩?」と皮肉っぽく声をかけても
恐縮するどころか
「はい。」と悪びれもせずに答える非常識ぶり。
仕事でもミスが多く、そのミスを隠す為に
その場しのぎのウソをつくのだが
持って生まれた星なのか、ことごとく速攻バレる。
それでも彼が俺の怒りにじかに晒されることはなかった。
その頃は俺も転勤したてで、且つ日々様々な事件が勃発し
とてもじゃないが彼に指導する余裕なんてなかったからだ。
だから、しばらくは彼にとって非常に居心地の良い職場であったはずだ。
しかし「天網恢恢疎にしてもらさず」
俺という我儘人間と同じ職場になったのが運のつき
やり場のないストレスの矛先に
ついにロックオンされる日がやってきてしまった。
まずタバコを許可無く吸いに行くことを禁じられ
少しの報告でも本当かどうか関連部署に確認の電話をされる
嫌味、皮肉、ささいなことで怒鳴られる、罵倒される
という地獄の日々の幕開けだ。
俺に怒鳴られると
まるで蛇に睨まれたカエルのように固まる中○くん。
可哀相に思ってフォローの言葉をかけると
「僕の為を思って言って下さるのがわかるんでぇ」とか
「僕は怒られ役であることは理解してますんでぇ・・」
「一番、辛いのは石○マネージャーなんでぇ・・」
挙句「こんなことを言ってくれるのは本当にありがたいことなんでぇ・・」
という風に必ず美辞麗句で
「怒られるのは自分が悪いからです、はい」
的な発言を殊勝にもしてくるが
陰では絶えず愚痴を言いまくり
誰にも相手にされないとなると
ついには前の会社の上司にまで愚痴を言いまくる
と絶えず自分が愚痴れる相手を求め続けるのだ。
だったら最初から格好のいいことを言わなければいいのだが
そういう性分らしく有言不実行で自分でストレスを溜め込むという悪循環。
俺は何度もそういう「ええかっこしい」の部分を注意した。
しかしその場は「ありがとうございます。後がないと思って死ぬ気でやります。」
と威勢のいいことをまたまた言ってのけ、直後大ポカをやる・・・の繰り返しだ。
仕事のミスは半端じゃないほど多く
クレームの電話は社内外を問わず
あちこちから顰蹙を買っているが
残業の申請だけは毎日キッチリと行っており
どんな些細な残業も絶対に抜け落ちることはない。
26歳の若者らしく色んなことにもっと豪快になって欲しいのだが
上司の俺がラーメン+カツ丼をガツガツと食っているのに
毎日の昼食は「サンドイッチと午後の紅茶(レモン)」と
判で押したように決まっている。
食まで細い。
「おらっ!メシいくぞ!」と栄養をつけさせるべく
無理やり昼飯に誘っても「ひじき」とか注文して
俺の意図は全く伝わらない。
あの強烈個性でさえ、あきれた
中○くんのチマチマぶり・・・
いいか、今月が勝負だぞ!
頑張れよ、チマチマ男
