『上期首領』
首領と書いて『ドン』と読んで欲しい。
俺からのお願いだ。
強烈個性=上期首領。
この当て字を考えたハリアーマネージャー
通称ハリマネのセンスに乾杯♪
思えばハリマネも
強烈個性に仕事を邪魔されていた一人だ。
(否、あれは強姦といってもいいかも知れない)
強烈個性氏は、ハリマネが大のお気に入りで
パソコンで必死こいて仕事を進めるハリマネの
机の横に張り付き、のべつ構わず大声で話しかけていた。
しかも99%は自分の話・・・。
残り1%は「あっ、そう」という気の無い相づちだ。
本当に大変だったと思う。
ハリマネから送られてきた詳細な会話メールの数々を紹介しよう。
二人はこんな会話をしていたのだ。
『・・・そんなん不安だらけに
決まっとるやないか。 当たり前やそんなん。
ところでね、ハリさん。大きい拠点に入るのと
小さい拠点に入るんでは、
やっぱり大きい拠点の方が ええんやろか。
あっ、ホンマ。小さい拠点の方がええの。
なんで。そやそや。
色んな営業に入れるから
業績が上がるっちゅう訳や。
ホンマや、ホンマや。
大きい拠点やったら、
それだけメンバーが居るんで、
なかなか営業がまわってこんのや。
やっぱり、電話や。
アポ切らな~ダメっちゅうことやろ。
僕もそう思いますねん。
電話する振りして、
電話が掛かってきたら、すぐ取んねん。
パッ、パッ と。』
とにかく声が大きい。
しかも、相手につけいる隙を与えない。
そのくせ電話をかけるときは・・・
「お疲れ様です。強烈個性です。
○○の件ですが、どのように
実施すれば宜しいでしょうか?
はいっ、はいっ、わかりました。
はいっ、失礼致します。」(小声で)
借りてきた猫のようにか細い声で話す強烈個性。
しかし、電話を切るや否や・・・
「何や、簡単や。パパッと入力したら
それで済むんや。
ところでハリさん。どのマンションが
ええと思います。やっぱりこれでしょう。
(地図に定規をあてて距離を測りながら)
ここから2,5キロ。歩けん距離でもないな~。
通勤は自転車がええと思うんですわ。
駐車場1万か~。高いな~。
今のところが6,000円ですねん。
駐車場の安いとこ見つけて、
そこに駐めた方が、 賢いでっしゃろ。
5,000円から6,000円位のとこ。
探せば有るんですかね。
ちょっと※※EOに電話しますわ。」

夢中でおしゃべりをする強烈個性。
身振り手振りが激しく携帯カメラでは追いきれない。
子供みたいな38歳。