中学生の時ってお互いの呼び名は様々だ。
(女子が男子を呼び捨てにするのは
確かこの時期からだったように記憶する。

小学校高学年から中学生にかけては
女子の方が成長も早く、男子より背の高い女子も結構いる。

そんな中での「呼び捨て」は
男女が入れ替わったような錯覚があった。


そんなことはどうでもいいが
あだ名って本当に慎重につけあわないと駄目だと思う。


30歳を過ぎ大人になった今でも
同級生とは当時のあだ名でお互い呼び合うからだ。
そして多分、あと何十年もそうだろう。


テツ、アキオ、ユウ、カツ、てっちゃん、
まっさん、シンゴ、リョー 
など名前系はいいが

シミ、ツウ、ザコ、サコッペ、ヤマシ(高瀬くん風に言えばヤマシン)
こばやん、ベチャ、たかたん、イシベ
などアレンジされたものだとキツイ。



正直言って、俺はじいさんになって
たとえ親友であっても迫○仁を「サコッペ」って呼びたくない。

考えても見て欲しい。
「サコッペ」って呼ばれるじいさんが
近所に住んでいたら気味が悪くないか?


しかし俺は自分でもあだ名をつける才能はあると思う。
中学生の時にも数々の傑作を残しているので
ここで披露したい。


①実家がタイヤを販売している小森は
 「タイヤ」⇒「中学で習った英単語「Tired:疲れた」から
 『疲れたクン』

②目の上が赤かった奴は
 「RED ON THE EYE (レッド オン ザ アイ)」から
 『ザアイ』


③何故かこっちを睨んできた同級生の福本って女子を
 「にらむ」から
 『ニラミ』

 ※ニラミは割とブスが多かった俺達の中学では
 割とマシな顔立ちだったのが災いし
 サコッペ達は彼女の実家を調べ上げ塾の帰りに覗きに行っていた。


中学の時の仲間なら絶対に知っているこのあだ名の数々。
当時から俺のネーミングセンスは光っていた。


最高傑作は・・・中二の頃、
保健体育の女性の先生に泣きながら何かを話していた
同級生の女を見て
「妊娠が発覚して思わず先生に相談している図」と
勝手に解釈し命名してやった『妊娠(にんしん)』だ。



俺達は陰でそいつのことを『にんしん』と呼び
そいつが近くを歩いて来たら『ニンシンッ!!』
と裏声で奇声を発し、ゲラゲラ笑っていた。


しかし敵もさるもの。
いつものように『ニンシン!』って言ったら
『包茎っ!』って言い返された。
(何で知ってんだ?) 






しかし最近、
こんな俺でもあだ名を考えあぐねている人がいる。
誰かこの絵を見て、心に浮かんだあだ名を俺に教えてくれないだろうか。


毎日、顔を合わせているが
俺が太刀打ちできる相手ではないようだ。
どなたかお願いします。