うちの亡くなったお祖母さんも言ってた。
「九州の人は人間がいい。」ってさ。
九州に親戚などいないはずだが
何でそんなコトを言ってたのか
今でも不思議で仕方が無い。


しかし
少なくとも俺の知ってる範囲の九州人にハズレはいない。


ヨッシーと話したり、
仲良しさんに立場変わってもらうようにお願いしたり
元コンパニオンさんと話したりして俺も実感してる。


東京にいた浪人時代、道を聞いても
「わかんないで一蹴され、都会の冷たさを肌で感じたものだ。

人柄が悪いと言われる我が地元でも
道くらい教える人情はあるだろうが
福山在住の長崎人に聞くと
「福山の人は冷たい。道を聞いても教えてくれるだけ。
長崎の人は一緒に車に乗って案内する。」
って言ってた。

ほんまかいな?


ところでMY自転車のカゴにたまに
空き缶やら、新聞やらゴミが入っていることはないだろうか?
自分が駐輪しているわずかな隙に不心得者が
入れているあれである。

俺はそんな時、決して慌てることなく
横に停めてあるチャリンコのカゴに入れて
その場を立ち去ってしまうお人よしだが
みんなはどうしてるんだろう?


俺の家の近所の駐車場には
いつも薄汚い自転車が泊まっている。

なぜか気になるオンボロ自転車。


偶然、持ち主を発見した。
普通のおじいちゃんだった。


ある日、俺のゴミを
ただ単に捨てるのもおもしろくないので
そのチャリンコのカゴに入れてみた。


次の日、そのゴミはチャリンコの傍らに放り投げてあった。
多分、怒りに任せて放り投げたのだと思う。


しかし、じいさんの分際で
自分のチャリンコにゴミが入っていたくらいで
地面に叩きつけるか?


それ以来、俺はそのジジイの若さに敬意を表し
「暴れじいさん」と名づけ
たまにゴミを入れて挑発する。


後日、やはりゴミはそのチャリンコの周りに
散乱している。




・・・暴れじいさん、俺はお前のファンだ。
これからもシクヨロ!