あさがくると  
       まど みちお

朝がくると とび起きて
ぼくが作ったものでもない
水道で 顔をあらうと
ぼくが作ったものでもない
洋服を きて
ぼくが作ったものでもない
ごはんを むしゃむしゃたべる
それから ぼくが作ったものでもない
本やノートを
ぼくが作ったものでもない
ランドセルに つめて
せなかに しょって

さて ぼくが作ったものでもない
靴を はくと
たったか たったか でかけていく
ぼくが作ったものでもない
道路を

ぼくが作ったものでもない
学校へと
ああ なんのために

いまに おとなになったら
ぼくだって ぼくたって
なにかを 作ることが
できるように なるために

 

※※⭐️※※※🌟※※※🌟※※

 

この詩を読むと、いつも泣けてきます。

 

ああ、なんのために・・・・って

人生に度々訪れるテーマですね。

 

なんのために勉強するの?って思って

大人になりましたよね?

 

その時に答えが出なくても

 

なんのために生まれて

なんのために働いて

なんのために生きているのか?

 

・・・と、その問いかけは

ずっと背中を追いかけてくるように思います。

 

答えられないなんて嫌だ!と

爆発的なエネルギーで思った時に、

その問いかけは、どう生きたいか?に

つながり、自己との対話になると思います。

 

そして、どうやら、その問いかけには

早めに向き合ったほうが、楽しい人生に

なるみたいです。

 

私も自分のあり方を、きちんと見極めて

いきたいと思うのです。

 

 

 

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写真は昨日の青空 建物とのコントラストの美しさ!