慢性肝炎(B型)かつ腎機能(eGFR)ステージG4のNEGHiです。

 食品やサプリ、お薬による消化器系への健康被害問題は個人的に強い感心事です。

 

 今日は兼ねてからの感心事、歯科医がウィルス性肝炎をどう見ているかについてです。

 正確には歯科医が「どう見ているか」ではなく、歯科医への調査データから医師が何をみようとしてるのか。

 医師の仮説に対する私なりの仮説というところでしょうか。チョットややこしくてスミマセン。

 

 リブログ記事の前に私の「心境」の話しをさせて下さい。現実は違っていて、私が過剰に悲観しているに過ぎないのかもしれません。

私は歯科に掛かって問診票の既往歴の欄を書く時、ものすごーく気分が落ちます。今のところ、肝炎では大した自覚症状を経験していませんので(入院の経験を考慮しても)、歯科で「自己申告」する時が最も苦痛(痛くないから"苦悩"が正解か)を感じる瞬間だと言っても過言じゃないと思っております。

(ウィルス性慢性肝炎じゃない方には多分この気持ちは伝わらないと思います。でも、少しでも感心を持って聴いて下さると有り難いです。)

 単に「内科」とか曖昧な書き方を選ぶことも出来るとは思うのですが、ウィルスキャリアーであることが「恥ずかしいこと」ではない無いと思いますし、何よりも歯科医と私の「契約」をする上で自分がウソをついたり誤魔化したりして、あとで問題が発生するのが許せないのです。だから問診票を書く時に自罰的な気持ちになって辛いのです。

 そして、「過剰な悲観」と思いたくなるのが問診票の先の歯科医の態度です。偏見もしくは被害意識・被害者妄想なのかもしれませんが、私の目には「慌てている」様に見えますし「大学病院への紹介状」も「どうせ肝炎があるからでしょ」と疑ってしまいます。紹介状を書くことに合意したにも関わらず「ウチでも出来るけど念のため」って、わざわざ私に告げる必要あるのかな?

 

 リブログ先では歯科医の針刺し・切創経験の割合と歯科医のB型肝炎ワクチン接種率患者からの申告率について医師協MATE からの要約文を取り上げて下さっています。こうした調査が行われたこと、ブログで取り上げて下さったことに感謝いたします。

 調査についてはテーマから外れるので仕方ありませんが、欲を言わせて頂くと、歯科医の機器の消毒に掛ける時間(煮沸なら○分以上、オートクレーブ焼灼なら○分以上)も併せて調べて欲しいところです。肝炎キャリアとしては他の患者と「差別」されているのではないかと気になりますし、健康な患者さんにとっても消毒の効果は気になるところだと思います。

 ワクチン接種は接種した歯科医は守ると思いますが、器具の消毒は患者間での感染も気になりますので。

 

 

 

  要約文で少しだけ気になるところがありました。

 

 タイトルの「歯科医に身近な肝炎」と、文中の「B型肝炎ウィルスは感染すると体内から排除することはできません」というところです。それと、「ワクチンが効かない人も居る」ことには触れられてなかったのかな?ってところ。

(私たちからすれば"ワクチンが効かない人"が居る事実は目をつぶりたいところですけど)

 

 接種率の低さは患者側から見ても「安心」して受診出来ませんので「身近」ではありません。「身近」に感じさせてもらいたいですけど、身近ではありません。きっとタイトルの意味としては「身近な筈なのに(この結果)」ということだと理解したいと思います。

 次に本文で違和感を感じたところですが、確かに今のお薬では私たちの様な持続性の患者は体内から完全排除することは"夢"のまた"夢"という段階だと思います。私の認知不足もあろうかと思いますが、現在健康な方(ワクチン未接種の歯科医)にとっての恐怖は「肝がん」や「ウィルスの残存」ではなく「劇症肝炎」で命をおとすか、「抗体」を得て仕事・日常生活を取り戻せるかの方が感心事なのではないでしょうか。

 本文は医師→医師。私たち素人への配慮は元々必要ないとは思いますけど・・・。

 

 ただ、ワクチン接種率の低さ=歯科医の認識不足 と結論づけてよいのかどうかはさておき、私の目には・・・。

 歯ニヤリ「感染症対策?ウチに限っては"大丈夫"」

 悲しい「あの~。B肝なんっすけど、診ていただけますか?」

 歯ガーンあせる「えっ!めんどくさい客きちゃったよ~。なとか言いくるめて他所へ行ってもらおう」

 

 主観ですよ。そういう"内面"を「難しい抜歯じゃないんだけど、念のためにね」と紹介状を書く「裏」に見てしまうのです。

 人付き合いの経験上、ヒトの"内面"って"態度"に現れるし、態度として表面に顕れないと内面を計ることは出来ないから。

 

歯科医への啓蒙の際には「ただ怖がらせて接種率を上げる」のではなく(今月から義務化されたことですし)、患者への合理的配慮とか歯科、患者双方にとっての安心、双方にとっての win x win 、双方にとって「身近」と感じられる様配慮頂けますよう、心よりお願いしたいところです。(ブログで言ってても仕方ないんだけど・・・)

 

いつもブログを見て下さる皆さんには「私信」の様な内容でおもしろくなかったと思います。

(え?おもしろい記事なんか、もともとひとつも無いでしょ。→ですよねぇ。すんませんあせる)

 

いつも通り不平不満、愚痴だらだら。いつもながら申し訳ありません。

でもこの様な調査結果を知れたことはとても嬉しいですし、幸せです。

 

調査をされた客員教授の方を業績管理のサイト「researchmap」で検索すると代表的な論文(のPDFファイル)がいくつも掲載されていて[歯科医師を対象にしたオンラインアンケートによる調査「ウイルス性肝疾患とその感染予防に関する知識について」]という、7人で共著になってるのかな。載ってました。英語による論文なので私には理解できませんけど・・・。あせる

(英語力があれば、こうした貴重な情報にも恵まれるのに・・・)

 

あらためまして、わかりやすくアメブロでも紹介して下さり、またリブログの快諾を頂きましたリプロダクションクリニックの松林秀彦氏にお礼申し上げます。

 

最後まで読んで下さった皆さんも、今日もここまでお付き合い下さりありがとう。

バイバイまたね。