今月から始まった手話奉仕員養成講座。

なんだかんだで3回の講座を終えてトータル9時間になりました。

テキスト10ページ分くらいです。

 


テキストの左に置いてあるのはフェイスシールド。

 

 

手話で話す時は表情や口話での口の形が見えることがとても大切なのでね。

でも、受講中は皆さん普通にマスクしています。

お隣の席の方と手話で話す時や皆さんの前で手話で話す時だけフェイスシールド装着しています。

 

 

 

テキストでは指文字の一覧や定番の会話は巻末にイラスト入りでまとめてあったりするのですが、本文ではページの端の方に最低限数語の単語をイラストで紹介されている程度で、本文部分は手話単語ではなく状況や場面を示したイラストが殆どです。

講座用のテキストなのでもちろんそれで充分なのですが、このテキストだけで独学しようとするとものすご~く敷居が高くなってしまうと思います。

このテキストにはDVDも付属していてテキストの内容に沿った動画が収録されています。

動画には字幕もなく、テキストの何処にも正解が載っていません。どうやら(全ての?)講習が終わったら正解のプリントも貰えるらしいのですが・・・。

この、正解が無くて自分なりの想像力で見ていくというのは覚える上では効果的だと思います。

ただ、講座の中でもDVDの映像を見て一応正解も説明してもらってるのですが、スクリーンに投影してると映像が判りづらかったり、正解を聞いても、年齢でしょうかね。講座中に聞いただけでは忘れてしまうんですよね。

なので極力DVDの映像だけは予習していくようにしています。

映像から見てとれた単語を列べて書き出したり、文章として理解出来るものは文章で書き出しています。

 

それでも先ほど言った通り、テキストに載っている単語は限られていますし、DVDでは会話や文として話すので・・・

~ので

~ですが(~だけど・~でも)

のような接続詞にあたる表現や

~から

~まで

といった表現は動画でしか出てこなかったりします。

文章として想像出来ればその単語で"辞書引き"すれば確認できるのですが、何を現しているのか判らない手話の動作もあるので、とくに動画からの予習がスムーズに行きません。

もっともスムーズに行く様なら既に理解出来ているってことでしょうけど。

 

むぅ~もやもや

口話→手話の辞書は沢山あるし、ネットでも検索しやすいんだけど

手話→口話ってどうやって辞書引き・検索したらええのぉ~?

 

そこでふとこんなワードがひらめいた。

 

「逆引き」?

手話の動作から辞書引き出来るんだろうか?

そういうのを「逆引き」というのかどうか判らんけど

とりあえず「手話」「逆引き」で検索してみますと・・・

 

東京の手話教室「華乃樹」さんのサイトに"逆引き手話単語"というのがありました。

トップページ»  手話教室 華乃樹テキスト集

 

動画で手話を見る為の「目次」が逆引き出来るリストになっています。

動画はYoutubeで見られる様ですが

・親指を使う

・手のひらを使う

・手の甲を使う

など動作の特徴から引けるので"逆引き辞書"助かります。

それでも口話→手話に比べると手話→口話を調べるのが難しいし疲れますけどあせる

 

"逆引き"となるとネット検索で見つけるのは難しいですけど、入門用の冊子は都道府県や市町村など自治体で独自に作成・配布しているケースもよくある様で、PDFファイルや画像ファイルでオンラインでも閲覧・ダウンロード出来るところもある様です。

独学で初めてみようと思う方は高価な?テキストを書店で買う前に、無料で公開されている自治体発行冊子から初めてみるのも良いのではないでしょうか。

 

奈良県の手話ハンドブック

兵庫県の手話ハンドブック

鳥取県の手話ハンドブック

大東市手話ハンドブック

尼崎市手話ハンドブック

神奈川県の手話学習用冊子

熊取町の手話啓発冊子

越谷市の手話啓発冊子

つがる市の手話啓発冊子

養父市みんなの手話言語

佐世保市手話言語条例啓発冊子

 

ほんの一部ですがリンク列べてみました。

ここ数年で手話言語条例によってこうした啓発冊子やハンドブックが各自治体で配布されている様なので

皆さんも是非地元の役所へ行かれた際には福祉課などで配布されていないかチェックしてみて下さい。

自治体や業界団体の冊子では接客業に特化した冊子もあるみたいです。

お客さんで手話をされている方がいらっしゃったとき、会話は筆談でも来客時や退店時ぐらいは手話でご挨拶したいですよね。

 

災害避難時に是非ご活用下さい下差し

災害関連標準手話ハンドブック(全日本ろうあ連盟)

聴覚障害と災害支援についてはこちらの冊子も下差し

あの時から ~東日本大震災10年目の報告~(全日本ろうあ連盟)

 

基本的には自分がこれから読んで見たいと思うものを

並べてみましたが、よかったらご活用下さいませ。

 

先日の3回目の口座終了時に似たような形の手話の違いを講師に訊いてみました。

 

OK

この形の

「ゼロ(0)」と「十(10)」の違いです。

これで10を現すのは旧い手話のやりかただということで、一般的には「1」の指を曲げて「10」すが、

旧い「10」とゼロとの違いがわかりにくいんですよね。

 

それからパーグーこの形

「万」と「億」の違いもよくわからなかったので訊いてみました。

 

どっちもとても判りやすい説明をして頂きました。

 

次回の講座のテーマは「仕事について」「住所について」です。

どんな表現が出てくるのか楽しみです。

NEGHiのお隣に座る方には

大変申し訳ないですけど・・・ガーン

 

当日はしっかりお風呂入って、歯磨きしてお昼抜きで頑張ります!

今日もここまでありがとう。

ではでは。今夜もお散歩いってきま~拍手

足ダッシュあしあと笑い