前回の続きです。

119に乗車しておよそ1時間。

 

KバスT営業所に到着

程なくしてボンネットバスも到着(写真奥)

ここでも本日の主役を単独で。

でも何処で撮ったか解らん~チュー

 

そこでKバスさんの日野セレガRをならべて撮影。こちらはK県の本社所属だった車両の様です。

119はセレガR GD(グランデッカ)という仕様でスーパーハイデッカー(超高床)。

422はハイデッカー(高床)仕様です。

形式名だと

119がKL-RU1FSEA

422はKL-RU4FSEA

RU1とRU4の違いですが、RU1が450馬力、RU4は360馬力。同じスタイルですが床高とエンジンが違います。

 

上差し422の車内。

 

上差し422のコックピット

 

後で119の車内写真も載せますが、バスの座席も複数のメーカーがある様で、同じ年代・形式のバスでもバス事業者さんによって違っていたりします。

車両メーカーのカタログ(標準・オプション)仕様でも暖色系・寒色系から選べたりもする様です。

 

これからの季節は422の様な寒色系の色でバス旅を愉しみたいですね。

(偉そうに言うてスミマセン)

 

Kバスさんグループは以前は当時の経営体制の影響で三菱ふそうが多く、今でも貸切車両は日野は少数。

なので日野セレガRを列べての撮影は2台まで・・・。と思ってたら

 

セレガR FC 370号が車庫へ戻って来ました。

 

上差し370の車内。カーテンと車内灯が422よりも豪華な印象です。

 

上差し370のコックピット

 

ドアから前輪までの距離を見比べて頂くと判る通り、他の2台よりも短くなっています。

370号車の全長は8.99m。9m車とかショートとか言われる短い貸切バスです。

370号車の形式はKL-RU1JHEAといいます。

119と422は全長11.99m。いわゆる12m車です。

 

セレガRの3台並び。2000年代前半のバス駐車場ならよく見られた光景かもしれませんが、今となっては希少なショットです。

119も去年は「休車」で車庫から(営業では)出られませんでしたので引退前の思い出深い経験となったことでしょう。

このあと119はKバスセレガRさん、乗って来た皆さんにバイバイ見送られてS交通車庫へ出発していきました。

 

119の車内客席を、前回載せるの忘れてました。

ゆったり快適な車内でした。

 

さて、乗って来たバスが帰って行ったからといってここで解散という訳ではありませんよ~

 

370を片付けてもらって、422を単品で撮影。

セレガRの撮影で「お腹イッパイ」になったところで、今度は三菱ふそうさんのクルマに登場してもらって

「ベツばら」を満たしていきます。

 

 

 

 

 

ちなみにこちらは「ベルばら」

 

エアロバスを出して来て頂きました。

三菱ふそうエアロバス

Kバス431号車

KL-MS86MP

 

上差し431の車内

この座席はなんか見覚えがあるぞ。

 

 

アオシマのプラモデルの座席はこの431の座席と同じタイプなんじゃないかな。

 

431の横にもう一台エアロバスを。元295の3001

 

3001の形式は

PJ-MS86JP

どちらもMS8系エアロバスですが、排ガス規制"PJ-"代の車両は保安基準改正の関係で側面にリフレクターが追加されています。

 

並びを撮ったら今度は3001も単品で。

側面リフレクター。単品でとくに横から見るとわかりやすいと思います。

PJ-代は比較的簡単に外観で見分ける手がかりにはなります。

PJ-以前のクルマでも後付けでリフレクターを追加している場合もありますので、例外もあります。

この顔(MS8系)のエアロバスはPJ-代を最後にMS9系にフルモデルチェンジ。同時に標準床高仕様が無くなり、エアロバスの名称も高床の「エアロエース」、超高床の「エアロクイーン」となっています。

 

3001も片付けてもらったら、エアロクイーンに出てきて頂きます。

 

前回S交通の56号車でもご紹介しました、クイーン2と言われて居る運転席が低く、正面窓が上下二分割されてる形です。

この166はこの営業所がKバスT営業所になる以前、TS交通だった頃から在籍しているクルマです。

TS交通は以前からKバスグループでしたがKバス本体に吸収され、KバスT営業所となっています。

TS交通だった頃のクルマも現在では数を減らし166の他数台が残るのみだそうです。

現在の在籍車両の多くはKバス本体から転籍。

 

166の横へ付けられた406はどちらもクイーン2ですが、406には会社名が書かれた「あんどん」がありません。

MS8シリーズ初期のお顔を見ると他の事業者さんでも行灯がありません。

 

おそらく当初はあんどんが無い設計が標準で、その後採用事業者さんからの声であんどん付が標準化されたものと思われます。

あんどんとバンパー中央部だけのわずかな違いですが、結構印象が違ってきますよね。

 

この406もKバス本体からT営業所に所属となり当初の番号とは違う番号になっています。

Kバスの貸切車両のカラーリングデザインは現在もこのデザインで新車も導入されていますが、Kバスでこのデザインを採用した最初のクルマがこの406だと伺いました。

 

予定より10分余り押してる感じですが、最後にボンネットバスを370の横へ付けて。

 

370は先ほどご紹介した通り、長さが短くて高さも超高床車に比べるとダイブ小さくみえるのですが、ボンネットバスが横に付くとボンネットバスの方がさらに小さく、可愛らしく見えますね。

 

1時間余りの間にこれほど沢山のバスを動かして頂いて、本当にKバスT営業所の皆さん、有難うございました。

ドライバーさんも複数出てきて下さっていて、車両の並べ替えの都度車両の前方後方に立って誘導されていたのが印象的です。

協力的で素敵な職場だなと思いました。

 

KバスT営業所の皆さんにお見送りして頂きまして、ここからはボンネットバスの旅です。

S交通のいすゞBXD30ボンネットバスへの乗車は去年4月以来。

 

Kバスさん有難うございました。

また個人的にお伺いさせて頂きますね。

 

営業所を出発し、営業所の近くにある潜水橋を渡って・・・

あぁ~バスの外からも撮りたい~えーん

 

ちなみにここの潜水橋は夕景も素敵なんですよ。照れ飛び出すハート

 

橋を渡ると

 

 

現M市出身の外科医M氏のお墓と超有名物理学博士からM氏へ宛てられた墓碑銘のあるお寺のすぐ横を通って

 

先ほど通った国道へ出てきます。

 

KバスT営業所から30分。時刻は時計12:50頃。道の駅へ到着。

ここで1時間ほどナイフとフォークお食事タイムです。遠方から参加の皆さんはここでお土産物も買われてたんじゃないかな。

 

ランチの内容と午後の行程はまた次回に。

ここまでお読み頂き有難うございました。バイバイ