阿佐海岸鉄道の高知県側末端駅の甲浦駅
2019年3月撮影
国鉄阿佐線工事が完了していればこの先も線路が続いている筈でした。
駅舎は線路と高架が終わった先の地上に作られています。
この時点で駅前広場の整備が始まっていました。
2020年7月
地上へ降りていくスロープはほぼ出来上がっています。
11月30日撮影
モードチェンジする部分もほぼ完成。
この部分まで鉄道車輪で走って来た車両はここで鉄輪を上げタイヤを降ろしてバスモードにチェンジします。
このスロープが設置されたことにより駅舎は・・・
平屋ながら時計塔があって洒落た駅舎ですが
大部分がスロープの後ろに・・・
時計塔の一部がかろうじて見えています。
景観もへったくれもあったもんじゃありませんが、地域の足を残す為なら仕方在りません。
お昼過ぎに宍喰駅から海部までの往復を乗車。
車内にはしおかぜ、たかちほの写真や、寄せられたメッセージが掲げられていました。
宍喰駅の西側は太陽をイメージしたようなデザイン
海部-宍喰の小さな漁港。ヒップホップ系?なお兄さんが音楽を鳴らしながら船を出す準備をされていたので列車の写真を撮る旨ひと言お許し頂いて突堤で列車を待ちます。
昨日・今日(11月29-30日)この場所へ写真を撮りに来てる人ボチボチいらっしゃるんだとか。
上り下り1往復ここで撮影しました。上り列車はここで姿を表す直前に警笛を鳴らす決まりになっている様です。
乗車中もここで警笛が鳴りました。上り列車で右手を見ると列車から見えます。
下り列車通過時に先ほどのお兄さんの船が帰って来ました。
「タイミング悪い時に戻ってきちゃって・・・」と気遣って下さいましたが、船だけの画より人が居てくれる方が活きてきますよね。
こちらこそお仕事中にカメラを向けさせて頂きありがとうございました。
しおかぜ車両のラストランは20時台。写真を撮って時間をつぶすにもこの時期は日暮れが早い。
どうやって20時まで過ごそう・・・。
なんて思っていたら、甲浦駅でいらっしゃった兵庫県からの鉄子さん(鉄道好き女子)が、ラストランに乗る予定だけど乗っちゃうと今日中に徳島市まで戻れず、徳島市から翌朝一番の高速バスに乗らないとお仕事に間に合わないとのこと。
徳島市ならオイラの帰り道なのでお送りしますよ~。
ということで、まぁホントに帰り道だし、ラストランの時間まで退屈しなくて済むしで金銭的な負担は求めて居ませんでしたが、お言葉に甘えて(はお互い様か・・・)夕食はゴチになることに。
旅行先で風景印集めもされているそうで、前日には海南、海部、宍喰の郵便局は回られたとのこと。
なんと、宍喰駅のレンタサイクルで回られたんだとか。結構な距離ですぜぇ。
で、甲浦局には未だ行ってないとのことなので夕食の前、というか郵便局閉まる前にお連れすることに。
オイラにも風景印ハガキお譲り頂きました。
恐縮です。ありがとうございます。
食事をしながら、そして宍喰駅で地元の人たちからのメッセージを読んだり、他のお客さんと阿佐鉄ほか鉄道談義してる間にボチボチラストランのお時間。
ちなみに・・・
ラストランの乗車、オイラはきっぷが無いので乗れません。
3日くらい前から発売になり、前日には売り切れた様です。
鉄子さんは甲浦駅から往復乗車。
セレモニーは海部駅・甲浦駅でそれぞれ行われますが、先ずは鉄子さんを甲浦駅までお送りします。
ラストランひとつ前の列車に間に合う時間でしたが、既に甲浦駅には沢山の人が・・・。
人が多かったのと明るさが写真向きじゃなかったので動画では撮りましたが写真は殆ど撮っていません。
海部駅のイベントも気になりますが、クルマでの移動では両方を見るのは無理だし、鉄子さんが甲浦へ戻ってきてから待って頂くことになっちゃうので、海部には移動せずにラストの列車が到着するのをこのまま甲浦でお出迎えすることにしました。
お出迎え用の黄色いタオルを頂きました。
大きな声が出せない状況でのお出迎えなので、黙ってタオルを掲げてのお出迎えです。
マスク必須ですが、徳島市内までの道中も鉄道のお話を伺いながらの楽しい時間でした。