本日は、大学の非常勤講師であるユニバーサルデザイン(以下UD)の先生
のつながりで東京都渋谷区表参道あたりのまちのUDを見学しにいきました。
今回の企画のきっかけは、fukuが大学のUDの授業で
2005年6月ころ?講義のようなものをしたことがきっかけです。
その授業を受講していた学生の感想を読ませていただく
ということで先生の事務所へ伺うということでしたが、
ずいぶんと時間が経ってしまいました。
一人で伺っても仕方が無いので、最近積極的な後輩たちを引き連れて
やっとのことお会いしたのでした。当日は事務所へ行く時間が取れず、
表参道のまちにてフィールドワーク形式でUDを勉強しました。
新旧いろいろな顔をもつ面白い場所でした。
色々と感じることもあり、やはり現場は大事ですね。
メモに集中しすぎて、写真を撮っていなかったので今回は写真がありません。
ごめんなさい!
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<当日参加メンバーの感想>
普段はショッピングとして楽しむ表参道。
今日は足下に目を向けてみたり、
建物をじっくり見てみると意外な発見がありました。
知らない街は楽しかったです。
今日参加して初めてユニバーサルデザインのことに触れ、
知り、考えることができました。貴重な体験をさせていただきました。
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普段道を歩くときはあまり下を向いてあるかないので、
道のことはあまり気にしたことはありませんでした。
若い人は何てことない段差でも体の不自由な人や
年輩の人にとっては2センチの段差が大きな障害になるのだと感じました。
安藤忠雄さんはすごい建築家だと思いますが、
外側の景観やバリアフリーについてもっと考えてほしいと思いました。
表参道ヒルズは工夫されている面も見られましたが残念に感じる部分がたくさんありました。
そのときに思い出した言葉が7thGenerationという言葉です。
これは何かを始めるときや決定するときは7世代先のことを考えなさい
というアメリカンインディアンの教えです。(ソトコトの編集長の講演より)
こういう信念みたいなものが社会に影響力がある人や決定権を持っている人の
価値観・考え方の中にあればいいなぁと思いました。
少なくとも自分はそういう価値観を持った人間になりたいと思いました。
あとヨックモックを藤本先生が設計したことに驚きました。
まずは自分の知らないところを通ることができて、とても新鮮でした。
今回は意識を下に向けて歩き、これもまた新鮮でした。
少しの傾斜や段差にも気付く瞬間がたくさんありました。
建築者の名前は知らないものばかりでしたが、
先生の解説でまちがずいぶんと変わったんだなぁとしみじみでした。
先生の話で印象に残ったキーワードが『乳母車』です。段差で苦労するという話でで
てきましたが、本当に身近な問題なんだなと実感させられました。
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今日大きく思ったことは三つです。
①本当に誰しもが暮らしやすいつくりにするには、
ディティールの部分まで考慮にいれなけなければならない。
つまり100%を目指すことは、生半可ではできないということだなということ。
②ちいさな気持ちからでも配慮はできる。
→自分もそのちいさな気持ちをもてるように、気付けるようにしようということ。
③この世界でも、環境と経済の兼ね合いなのかなということ。
・環境→住みやすいまちづくり、それに向けての取り組み。=企業のCSR
・経済→段差などを利用した視覚的効果と、
売り上げを伸ばしたいためのお店づくり、外形など。
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都心の団地は不気味でした。
都会には店がたくさんあって便利そうだけど、
人が住む所ではないなぁと感じました。
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<以上>
fuku