箱根ドールハウス美術館と岡田美術館 | へにょへにょ日記[ゆるゆる田舎暮らしブログ]

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カメラ、写真、本、アート、ペット、犬、家電、料理、ハンドメイド、医療、健康…。なんとなく過ぎてゆく日常のあれこれ。スムースチワワの小太郎と過ごした日々。

基本、引きこもり生活の昨今、久々に箱根に遊びに行って来ました。とはいえ、アラフォー女子旅、「なんかもう、すぐ疲れるよねー」ってことで、目的地は二つ。友人のお目当ての「箱根ドールハウス美術館」と、私のお目当ての「岡田美術館」。どっちも割と新しめのスポットだと思います。初めて行きました。

20170928箱根ドールハウス美術館

箱根ドールハウス美術館は、バス停「芦ノ湯」で降りてすぐ。以前は温室のフラワーセンターがあったところです。箱根はとにかく、地元民の私たちにとっては遠足コースですので、フラワーセンターには何度も来たことがあります。で、そこがドールハウス美術館に様変わりしてました。

温室の建物がそのまま活用されていて、エントランスは天井からの光が明るいです。展示室は遮光されてます。それほど広くないですが、なにしろ展示してあるものがミニチュアなので、こまこまと熱心に見ているとけっこう時間かかりました。…ささっと見ればあっという間です。

20170928箱根ドールハウス美術館

かつての温室を活用したジオラマみたいなものも。ミニ列車が走っていました。岩場にはミニチュア作家の作品が…。こんなところで鉄道写真を撮ることになるとは。

20170928箱根ドールハウス美術館

館内、撮影自由でした。みんなスマホでパシャパシャ。たのしい〜。インスタ映え〜。

旅カメラとして買ったX-T20が実地で使えるかどうかを確かめるために持って行ったのですが、さすがにやはり、こんな場所では手ブレ補正がないとキツイだろうということで、標準ズームレンズ(レンズ内手ブレ補正付き)を装着。なかなかよい感じに撮れてました。ほうほう。

使い方もちょっと覚束なかったのだけど、撮っているうちに慣れてきました。やはり使い込まないとダメね。

そして悲しいお知らせ。帰りのバスの中で、レンズキャップをスキマに落としてなくしました。というか拾うのを諦めました。そんなに高いものでもないし、新しいの買います。旅にトラブルはつきものさ。最近の、つまみ式(っていうの?)のキャップ、慣れません。

バスで向かったのは、岡田美術館。小田原から芦ノ湯までバスで40分くらいだったのですけど、その途中にあるのが小涌園。だから、同じ路線で、また小涌園まで戻りました。10分くらいかな。近いです。逆方向に行くと、芦ノ湖です。

20170928岡田美術館

岡田美術館は、小涌園、またはユネッサンの真ん前。ホームページによると、2013年に開館したそうです。今回、特別展として「歌麿大作「深川の雪」と「吉原の花」―138年ぶりの夢の再会―」というのをやっていまして、歌麿の作品が観られるというので行きたかったのです。予想よりだいぶ大きな、大きな作品で迫力がありました。うちの家の壁面くらいの大きさでしたよ。それが3枚並んでいました(三部作で1枚は複製)。見応えありました。

岡田美術館は陶器や日本画のコレクションが充実。陶芸は専門外で、よくわからないのですけど、骨董市で売ってるんじゃないかと思えるものから(価値がよくわからない…)、なんかすごそうってものまでいろいろ。展示室は4階まであって、各フロアがそれなりに広いから、全部歩いたら疲れました。

陶器好きの方や日本画好きの方には楽しめる美術館だと思います。大陸方面や、日本各地の様々な焼きものが揃っています。絵画も、著名な作家のものは網羅してる感じ。よい作品も多かったです。

これだけのコレクションを集めた資金力がすごい。お金持ちの道楽みたいだけども、こういう道楽をするお金持ちがもっとたくさんいたらいいのに。コレクションが玉石混淆でも、お気に入りの作家ばかり集めるのでも、おかしなモチーフばかり集めるのでもいいから、こういう道楽をする人がいて作品にお金を払ってくれれば、作家たちが生活の心配をしないで悠々と作品を作れる環境ができるのに。

展示作品には、かわいい動物が描かれているものが少なからずあって、これ、きっとこの鹿がかわいいから買ったんだよね、とか言いながら見て回りました。これ収集した人とけっこう気が合うかも。

20170928チワワの小太郎

美術館で歩き回って疲れてお腹空いて、小涌園でランチビュッフェ。ビュッフェでランチっていうのも久しぶりだったので、楽しかったです。全メニューは制覇できず(当然だ)。デザートはほぼ全部食べました(甘い物は別腹)。

なんかもう、お腹いっぱいだし、疲れたから、小涌園で温泉入って泊まって行きたい気分でしたが、バス停まで行って、バスで小田原まで帰りました。箱根登山線の小涌谷から電車でもよかったのですが、途中の湯本で乗換なければいけないし、駅よりバス停のが近かったので、バス。一気に小田原まで帰り、帰宅。お疲れ様でした。

箱根は近くて楽しいねー、と友人と意見が一致。しかしバスは山道を走るのでけっこう疲れます。乗り物酔いしやすい人は要注意です。



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