高級食パンブームの波にも乗らず、 食パンはPBの安いので十分
そんな偏食女子(わたし)が「これは食べてみたい!」と思った食パンを買うために、
しかたらむかな さんに行ってきました。
店名を初めて見たときは「呪文かな?」って思いましたが、逆から読むんですね
店主さんのお名前はしっかり覚えられました。
ですが、未だに店名はスムーズに言えません
店主の中村隆志さんは、学生時代に読んだ漫画でパンに興味を持ち、自分で作ったパンを友人が喜んでくれたのがうれしくてパンの道に進まれたそうです。
地元の和歌山でパン屋さんをやられた後、「東京で自分のパンが通用するのか」「もっとたくさんの人に食べて欲しい」との想いから、2020年に東京(清澄白河)に完全予約制のベーカリー 中村食糧 をオープン。
機材を大きくし厨房スペース拡大するため、2023年7月に しかたらむかな を移転オープンされました。
「なるべく間に人を介さず、自分の思いを込めたパンを届けたい」とのことで、スタッフを増やすのではなく機材を大きくするという決断をされたそうですが、、、
一日に使用される小麦粉は100kg近く
それでも一人で製造することにこだわり続けているのは凄いですよね
数種類の国産小麦と数種類の自家製酵母を組み合わせ、粉が欲しがるだけ水分を生地に含ませた 超高加水パンが唯一無二 と多くの人を虜にしているようです。
呪文のような店名が気になり、SNSで他の方の投稿を見てみると、、、
あの 赤いパン のお店だったんですね!
あと、 シュトーレソ も!
わたしみたいに行ったことは無くても、お店の名前を知っていたり、赤いパンを見たことがあったりする方は多いんじゃないですかね?
赤いパンを見たことがない方は、「中村食糧 赤いパン」で画像検索してみてください。
本当に赤いです
お店の最寄り駅は、JR線、東京メトロ東西線・有楽町線・南北線、都営地下鉄大江戸線の飯田橋。
お店までの道のりが上り坂なので、この暑さで体力ほぼゼロのわたしにはちょっと遠く感じましたが、徒歩5分ほどの距離です。
予約しているにも関わらず、、、
楽しみ過ぎて、30分も早く着いてしまいました
お店の方が出てきてくれて、「もうすぐ開けますね」と声を掛けてくれましたが、こういう一言があるとないとでは全然違いますよね
「予約時間より早くの来店は控えてください」とSNSに記載されていたのですが、来店前に気付けず、申し訳ありませんでした
お店の前は砂利と石畳が敷かれた路地になっていて陰もないので、予約無しで並ぶ際には暑さ対策が必要です
この日は「早めに準備が出来ました」と15分も早く開店してくれました。暑かったので本当に有り難かったです
ちなみに、、、
しかたらむかなさんの支払い方法は完全キャッシュレス!
現金は使えません!
キャッシュレス派のわたしにとっては大歓迎です。
レジもiPadにカードリーダーが内蔵されている最新型でした。
店内に入り階段を降りていくと、パンが芸術品のように並べられています。
見惚れちゃいますよね
わたしはフルーツが練り込まれたパンが苦手なのですが、好きな人には堪らないラインナップだと思います。
今回のわたしのお目当は、、、
???
食パン以外見当たりません
動揺し過ぎて、店員さんがいろんなパンの説明をしてくれているのにまったく耳に入りませんでした。
、、、すみません
気になっていたバゲットのような形の キタサン 、今は焼いていないそうです
しかたらむかなさんの明太子バターも食べてみたかったのですが、ありませんでした
そんなに人生は甘くないですね
そして、いつも通り写真もぐだぐだです
後ろに並んでいる方や店員さんの迷惑にならないように素早く撮ったつもりが、まさかのポートレートモードになってました
気を取り直して、、、
わたしが購入したパンを紹介しますね。
こだわりいっぱい!
唯一無二の超高加水パン
今回偏食女子(わたし)が一番食べてみたいと思った食パン
◎お角 OKAKU
ホール 810円(税込)、ハーフ 405円(税込)
このまま顔をうずめたくなるくらい良い匂いです
スライスして持とうとすると、クラムのぷるぷる感が凄くて
たっぷりと水分を含んでいるのが伝わってきます。
クラストはカリっと香ばしく、クラムはしゅわ、もちっとしてほんのりとした甘みがあって美味しいです。
卵やハチミツは不使用なのに、このしっとり感、何度も凄いなーと感心しながらいただきました。
おすすめのトーストも試してみましたが、クラストがより固く香ばしくなり、クラムとの食感のギャップがさらに楽しめました。
みんなのパンとバゲットの、、 、
◎あいだ
583円(税込)
お店の一番人気 みんなのパン とバゲットの間のようなパンだそうです。
みんなのパンを食べたことないのですが、クラストはバゲットのようにバリっと、クラムはバゲットじゃないくらいモチモチしっとりしています
お醤油みたいな香ばしさもあって、美味しかったです。
どこをかじっても胡桃だらけ!
◎くるみのハチミツ漬け
604円(税込)
生地は触れるとぺとぺとしてて、こちらのパンも高加水なのが食べなくてもわかります。
まずは試食と思い、薄めにスライスして食べたのですが、くるみがざっくざく!
ひとくち頬張るごとに、ちゃんとくるみが主張してきます
ハチミツはたまに感じる程度の甘さです。
そのままでも、バターを塗っても、カマンベールチーズをのせても、、、どの食べ方をしても美味しかったです
わたしはその日に全部食べてしまいましたが保存する場合はスライスしてラップに包むと良いようです。
かなりイケてるパン屋さん
新しい出逢い(食感)でした
神楽坂の、ちょっとどころか、かなりイケてるパン屋 しかたらむかな さん。
店名や商品名のネーミングセンスも素敵です。
お水と同じくらい店主さんのこだわりがいっぱいの超高加水パン!
「今まで食べてたパンは何だったんだ???」ってなるくらい新しい出逢い(食感)でした
ごちそうさまでした。
◎しかたらむかな
【住所】東京都新宿区若宮町13-1 kif annex 101
【アクセス】JR、東京メトロ東西線・有楽町線・南北線、都営地下鉄大江戸線「飯田橋」駅より徒歩約5分
【営業時間】予約販売10:30~13:00、予約無し販売13:00~16:00
【定休日】火曜、水曜
【電話番号】非公開
【支払い方法】クレジットカード、交通系IC 、ID、 QUICPay ※現金、PayPay、LINE Pay、楽天pay不可
【Instagram】https://instagram.com/3ft.nacamera.official?igshid=MzRlODBiNWFlZA==
【予約サイト】https://yoyaku.toreta.in/nakamurapain/#/
【通販サイト】https://nacamera.net/
※上の情報はわたしが訪問した時点のものです。お店に行かれる際はホームページ等で最新情報をチェックしてからお出かけください。