A. 一般的にAST(GOT)、ALT(GPT)が基準値を上回っている状態のことをいいます。
「肝機能異常」とは、一般的にAST(GOT)、ALT(GPT)が基準値を上回っている状態であることをいいます。AST、ALTは、健康診断や人間ドックから医療機関における詳しい検査まで、広く行われている検査です。AST、ALTは肝臓の細胞に多く含まれ、細胞が壊れたときに血液中に出てくる酵素であり、この値が高いことは肝臓の細胞が壊れていること、つまり肝機能が異常であることを示します。2つの酵素のそれぞれの値とともに、どちらがより高いか(AST/ALT比)も大切です。AST、ALTの異常が指摘された場合は、放置せず、最寄りの医療機関で詳しい検査を受けましょう。そして、肝機能異常の原因がC型肝炎ウイルスによるものか、それとも他の原因によるものかを確認しましょう。C型肝炎ウイルスの感染を確かめるためには、C型肝炎ウイルスの抗体を調べる血液検査を受け、陽性ならウイルス遺伝子を調べる血液検査で再度確認となります。
AST、ALT異常のみられる疾患
| 項目 | 基準値 ※ | 検査結果と疑われる疾患 |
|---|---|---|
| AST (GOT) |
40IU/L以下 | ともに高度の高値(2,000〜3,000IU)→急性肝炎 AST<ALT→慢性肝炎(AST/ALT比 0.6前後) AST>ALT→肝硬変(AST/ALT比 2.0以上) →肝がん(AST/ALT比 3.0以上) ASTのみ高値→心筋梗塞など肝臓以外の疾患 |
| ALT (GPT) |
30IU/L以下 |
※基準値は施設により多少異なります。IU:国際単位
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