今年の大河ドラマもしっかり見ましたよ!『おんな城主直虎』。
徳川四天王の一人である井伊直政の養母、井伊直虎のお話。
マイナーな題材とあって正直あまり期待していませんでしたが、
なかなかよく作られていて、一年間楽しんで見ることが出来ました。
女性が主人公とあって、女性に見やすい構成になっていたのではないでしょうか。
直虎を守るように配置されている個性派イケメン?達が代わる代わる現れて。
・昔からの恋仲である爽やか正統派王子様系幼馴染直親
・意地悪幼馴染ポジで影から支えるクール系参謀政次
・ワイルド系ミステリアス策士盗賊長龍雲丸
・吠えるツンデレ番犬之の字
・頼りないけど癒し系六佐
・お金第一の変人豪商方久
・筋肉系セコム坊主傑山
・オカン系温厚坊主昊天
・勝ち気下克上年下男子万千代
・控えめ有能助手万福
・世間知らず坊っちゃん今川氏真
・悲劇の有能嫡男徳川信康
・超絶俺様系第六天魔王織田信長
もしかしてと思い途中から母に視聴を勧めてみたところ、
母はド嵌りしていました。やはりw
これって逆ハーレムドラマ感過多ですよね。
大河というよりも月9感が強かったような気が?
途中、武田信玄が出て来るまでは大河ドラマだったの忘れてましたもんw
もう少しドロドロ大河してくれて、よかったんですよ?
それと気になったのは、毎回のサブタイトルが映画タイトルのパロディだったこと。
私はその作品はその作品として孤高でいて欲しいタイプなので、
他の作品を連想させられるタイトルは、その作品に入り込むのにかなり邪魔でした。
「城主はつらいよ」「ぬしの名は」「死の帳面」「信長、浜松来たいってよ」・・・
予告のタイトルで毎回余韻を壊されて少し萎えちゃいましたw
それにしても一年あるって大事ですね。
こちらも情が移るというか、時間が経つほど感慨深くなりました。
何も考えず見ていたので、最終回で万千代が元服した際の『直政』の由来には
かなりグッと来るものがありました。
最後まで見た感想は「直政でやれば良かったのに・・・」でしたが、
これはこれで面白くはありました。直虎の少しの情報からよくここまで。
時代の流れに翻弄され苦労した歴代井伊家の人たちの意志を直政に託すまでの過程。
当主になるまでの直虎の成長。
それぞれの井伊谷への思い等、個性的アプローチに溢れていて見応えがありました。
そして真田丸と直虎の2年を掛けて幼少期から天下統一までの家康を見たことで、
これ2年大河ドラマ『徳川家康』だったのでは?
と、思ってしまったりしまわなかったり・・・w
今年の顔とも言える高橋一生が演じた直虎の幼馴染の政次の、
少し捻くれた角度からの井伊家への直虎への想い。
ハリーポッターでいうスネイプ先生のような立場に、ニヤニヤしちゃいました。
しかも高橋一生の演技が素晴らしくて、これには序盤から感動しました。
幼馴染の鶴と小野家の長男という二面性を持つ政次。
鶴の顔を見せる時は幼少期を演じた子役の小林くんの演技に寄せていて、
政次の顔の時は父親政直役の吹越さんの演技に寄せていて、
表情の作りや話し方に二人の面影を見せるんですもん。
高橋一生を知ったのはこの作品が初めてでしたが、
「ど、どうなってんだこの役者・・・」と驚きました。
井伊を陥れようとする筆頭家老の立場から暗躍する小野政次としての演技も見事で、
単純思考な私の両親は二人とも騙されていましたw
父は「鶴は本当に今川についてしまったの?変わってしまったの?」
と私に聞いてきたり、
母は「何やねんアイツ!お母さんコイツ嫌い!!」と憤慨していたりw
捻くれ者の私には政次の思考がバレバレだったので、両親に毎週説明し、
ようやく納得してからは、両親もニヤニヤしながら見ていました。
特に龍雲丸の登場からの政次の挙動は爆笑ものでしたw
母は龍雲丸の柳楽くんにキュンキュンしていたようですが。
このドラマの見やすかった点は、主人公があまり女性脳でなかった事でしょうか。
女性向けドラマによくある綺麗事を直虎が述べようものならば、
そう上手くいかない現実を直ぐに見せつけてくるというか。
甘えの許されぬ時代という事を程よく演出しているのが、
イライラせずに見られて良かったなと思います。
終盤までは有名どころの武将もあまり出てこなかったため
盛り上がりにかける回も多かったですが、
当時の地域密着型なお話もそれはそれで新鮮でした。
あとは、にゃんけいが可愛かっただとか、
セコム傑山とオカン昊天は全然歳をとらないなとか、
お経ソングの違和感ゴイスーとか、直親がクズなのはすぐに分かっただとか、
噺家の春風亭昇太使って喋らせないのかよ!とか、
歌舞伎役者の市川海老蔵使って敦盛舞わせないのかよ!等々、
様々な感想やら突っ込みどころもありましたが、それ含めて1年間楽しめました。
来年は『西郷どん』。
明治維新のあたりはあまり詳しくないので、学ぶためにも見る予定です。
来年も面白い大河でありますように!

