遥かなるルネサンス 天正遣欧少年使節がたどったイタリア | あんりズム

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私と人と。

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二箇所目は、神戸市博物館で行われている
『遥かなるルネサンス 天正遣欧少年使節がたどったイタリア』
展に行ってきました。
お梅と「一緒に見たいね」と言っていた方の展覧会です。
以前お梅との会話で天正遣欧少年使節について話した事があったため、
今回楽しみにしていたのですが、残念です。
1人セミナリヨしてきました!

覚えてない・知らない方の為にサラッと解説。
織田信長の時代、鉄砲伝来と共に普及していったキリスト教。
当時のヨーロッパ覇権を握っていたスペインやポルトガルは
様々な地を植民地にして布教中。
日本が植民地化・奴隷化されぬよう日本人の知性を理解してもらい
布教のための活動資金を増やしてもらう事、
且つキリスト教の凄さを日本人に実感させてより日本に布教させる事、
そのために互いを知ってもらい交流を深める事を目的に選ばれた、
九州のキリシタン学校セミナリヨで選ばれた4人の少年が天正遣欧少年使節です。
彼らは数年の歳月を費やしてポルトガルやスペインやイタリアを訪問し、
スペイン国王、ローマ教皇、メディチ家の方々に謁見。
無事役目を果たした彼らが帰った日本は既に豊臣政権になっており、
噂に聞く植民地化を恐れた秀吉によるバテレン追放中(次の徳川も)だった事で、
4人はそれぞれに悲惨な末路を辿ってしまうのですが・・・。
(ちなみに彼らが日本に持ち帰ったものの一つが、
  私の好きなグーテンベルクの活版印刷機だったりします)
ざっくりした説明ですみませんw
確かこんな感じだったはずです。訂正あればお願いしますm▼_ _▼m
ま、そんな彼らのヨーロッパでの足跡や当時の調度品を辿る展覧会なわけです。

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私としては、高校の日本史の教科書で目にしたこの絵↑を見たく、
そしてこの絵のマグネットとかあれば購入したいと思って訪れたのですが、
残念ながら今回展示はされていませんでした。
なのでマグネット展開もしておりませんでした。
独特で好きなんだけどなぁこの絵▼´・ω・`▼w

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こっちはありましたがw
これはこれで好きだけど、何か顔がアフリカンなんだよなぁw
意外だったのが、年配の方が客層のメインかと思いきや、若い方が大勢いた事です。
特に若い女性をよく見かけました。
こういう展覧会で見かけるのって、なかなかに珍しいですね。



・・・・↑あっ(察し)

さて展覧会の中身ですが、なかなかの見応えでした。
何と言ってもメディチ家の凄さがとてもよく分かります。お金持ち!!
特に石の使い方が贅沢でした。
一番最初に目に付いたのが、色大理石や貴石を使ったテーブル天板です。
青がとても美しかったです。
次に目を引いたのが、タペストリーの大きさ。
その大きさと技術だけで、飾られた部屋がいかに豪華で広いのかが分かりました。
そして塩入れに使われている、とても大きなラピスラズリ。
当時貴重だったあの石をあんなに大胆に使うなんて・・・
たまげましたwフェルメールもびっくりですねw

一番衝撃だったのは、ティントレットが描いた伊藤マンショの肖像画でした。
ティントレット!?あのティントレット!?本物!?
ティツィアーノの弟子の、あのティントレット!?と興奮していたのですが、
よく見たらその息子のドミニコ・ティントレットでした。
あ、そっちかwまぁ確かに肖像画と言えば息子の方かw少し冷静になるw
いやしかし、そんな物があったなんて。
どうやら2、3年前に発見された物らしいです。初めて知りました。
ちゃっかりティントレット(父)の『レダと白鳥』も展示されていて
驚きと共にとても嬉しかったです。
まさか『レダと白鳥』に出逢えるとはwメインこれじゃないの!?
さりげなく名作飾り過ぎでは!?((((▼;゚Д゚▼)))))))

あとは、『世界各地の古代及び現代の服装』の書籍が気になりました。
ふ、普通に読みたいんですけど。いや言語的にも物理的にも読めないですけど。
ところどころに使節団の事を書いた文献や記事、彼らの手紙が展示されており、
彼らは確かにヨーロッパに赴き、重要な任務を成し遂げたんだなぁと感じました。
日本の歴史的にはとても凄い事だと思います。
思いっきり本能寺の変等の戦国という乱世の陰に隠れちゃってますが。
彼らを通して感じたことの一つですが、
やはり織田信長は見聞が広いなと思いました。
気性の荒い部分がある一方で、カリスマ性や柔軟性があり、好奇心が強いというか。
歴史上の人物で織田信長が人気なのがよく分かりました。

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現地の人の描く日本人、非礼の無いよう和と洋を折り合わせた服装。
当時のヨーロッパ情勢、色々知り、色々見られてとても充実出来ました!
お梅がいたら当時の日本史と世界史の詳細解説して貰えたのになぁ。

丁度使節団の滞在中にローマ教皇が交代して載冠式にも参加出来たんですよね。
なんたるタイミングの良さw
きっと彼らには全てが感動的だったろうなと思います。
そこからの帰国のタイミングの悪さ4・・
最終的には彼らも日本の歴史の渦に呑まれてしまうというのがまた、
時代の流れという儚さを感じさせて切ないですね。

そして今回購入したグッズ・・・
ポストカードは別にどれも後悔は無いのですが、
メディチ家発注のタペストリーのマグネットは
ぶっちゃけいらなかったかもと後悔していますw
最近マグネットとあらばうっかり買ってしまう癖を何とかせねば・・・
厳選されたものだけを購入し飾るようにしたいんですけどね・・・
衝動買いは良くないです。
天正遣欧少年使節のあの絵がきてマグネットになっていれば!!▼ ; 〜 ; ▼

そんなこんなで、1日で2箇所の展覧会を巡りました!
たまには1人も良いですね。自分のペースでゆっくり見られます。
お梅とは近々会う予定なので、
どんな展覧会だったか一応伝えておこうと思います。