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《 初めて読むみなさまへ笑 》

時は未来。人類はその版図を銀河系の
全域へと広げつつあります。

過去に人類は「神との接触事件」を経験。
しかし事件は厳重に封印されています。

その事件で「勇者の艦」として活躍した
「ザンジバルⅢ」乗員の子息が宇宙軍に
入隊します。

彼は怪魚や巨鳥に襲われるオデッセイの
果てに提督となり新型空母に座乗します。

そこで彼は初めて“神”とは宇宙を支配
する意識であり、人類とは、その意識が
実体化したものだ、と語ります。

さらに彼の任務は“神との対話”であり、
そのために「天国への門」を探す必要が
ある、とも語ります。

苦難の末「天国への門」は発見されます。
しかし人の手が触れた瞬間「光のビッグ
バン」が起き宇宙は光に包まれます。

同時に何者かがシステムジャックし空母
を支配下に置き、自らネオ皇帝と名乗り
降伏を迫ります。

しかしそのとき、空母のシステムが突然
再起動を始めネオ皇帝は「少佐か?」と
動揺しながら撤退していきます。

《 第64話 少佐の正体 》

「ネオ皇帝が去っていく…」

スクリーンからネオ皇帝の姿が消え後に
漆黒の宇宙空間のみが残る。

「ネオ皇帝は少佐を恐れ去っていった!」
「少佐?あの勇者の艦の?」

空母艦内で将兵達がささやき合う。それ
を代表してベテラン副長が提督に問う。

「提督!少佐がこの艦に?」

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少佐がこの艦に?

空母ブリッジ(司令室)の全員が提督を
見詰めている。提督が応える。

「…座乗しておられる」
「な、なんですって?」

若い艦長までが驚愕している。艦長すら
知らされていない超極秘が明らかになる。

「し、しかし乗員数は確認済みで…」
「員数外の密航は不可能です!」

若い艦長とベテラン副長が口々に疑問を
ぶつける。

提督は暫し深く考えを巡らせていたが、
やがて意を決して口を開く。

「少佐は…」

空母ブリッジ(司令室)の全員が息を殺
して聞き耳をたてる。

「…幽霊になられた」

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少佐は幽霊?!


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