本当に月日の経つのは早いもので、冒頭のタイトル通り、正しく光陰、矢の如し、ですね。
今年で50歳、かつて日本の覇王が”人間50年〜滅せぬ者のあるべきか”、と詠った通り、節目の歳となりました(岡さんやアカエイ老師と知己を得てから一回り、干支が回りました。ご両名と出会った時@晴海、私はまだ30代だったんですね!そりゃあ、岡さんの小学生だった娘さんも大人の女性になられる訳ですね(笑))。
仕事も含めて、巷に溢れる生成AIの機械的で没個性的、更に熟れていない文章に嫌気がさすと、小説を読んだり、皆さんのブログを拝見しては、やはり人間が作った”手作り”の文章は良いなあと、年相応?の懐古主義が出てくるあたり、道を外れずに齢を食っていっているんだなと実感する日々です。
閑話休題、一応、このブログは釣りがテーマですので、釣りについて変わったことを書くと、自身がほとんど釣りをしなくなったこと、それと環境の変化でしょうか。
前者は放って置いて、自身を取り巻く環境の変化としては、釣り(投げ釣り)禁止エリアの拡大、自宅周辺の豊洲・東雲・辰巳エリアの運河はルアーでのシーバス釣りはほぼ壊滅状態になったことでしょうね。シーバサーの皆さんの春のバチ抜けはどうしているのだろうと、いらぬ心配をしてしまうくらいです。
後者は温暖化によるとされるチヌの増加。既述の湾奥エリアの運河は覗き込めばチヌが壁際に群れをなしていますね。運河のみならず、河川中流域にも姿が多く見られるとか。
自身の記憶を振り返ると、ちょうど10年前くらいだったか、荒川河口で知人が鉄板バイブでチヌを釣って知り合いの中で話題となった(その知人は焼いて食べていました)ぐらい、その頃では希少だったのですが、その2〜3年後、運河でハゼ釣りをしている時に、青イソメに食らいついてくるチンチンが多くいたことから生態系に変化を感じていました。ただ、ここまで増えるとは当時は微塵も思ってもいませんでした。
この湾奥エリアでのシーバスVSチヌの釣果がひと目で分かるデータを纏めてくださっている(PCモード)のが、同じエリアでシーバスをやられている巧さんのブログです。
22年位にはチヌの釣果が一気に引き上がり、同エリアでのチヌの爆発的な増加が見て取れます。なお、巧さんのご友人は2012年に荒川河口で鮭を、しかもTKLMで釣られています。これには驚きました。
※巧さん、無断借用すみません。リンク問題ありましたら削除しますのでご連絡くださいませ!
私も同エリアにこないだ久しぶりに釣りに行きました。
◆正しくチヌ三昧。夜にはトップにもボフボフ出てきましたね。
◆シーバスはセイゴばっかり。年月の経過とともに確りと腕も落ちていました。
投げ釣り禁止が増えて、チヌも増えた。釣り業界のマリー・アントワネットはこう言うでしょう。”シーバスができないなら、チヌを釣れば良いじゃない”と。また、ダーウィンの進化論を引き出さずとも、生物で強いのは変化に適応できるものは先ずもって間違いのない真実。
自宅から歩いて2分の運河は投げ釣りが禁止ですが、その他の釣りは禁止されていない。チヌは群れている。従って、かつての春バチのシーバス聖地が今は休日平日問わず、黒鯛のヘチ釣り師の聖地となっています。声がけさせていただくと、シーバスから転向された方も数多くおられるご様子。運河に架かる橋から眺め、等間隔でヘチに張り付いている太公望達を見ては、楽しそうだなと微笑ましく思います。
事情があって今は車の運転ができない私、運河まで歩いて行ける好環境、多くの太公望達から羨まられる境遇、何も考えずにヘチ釣りを始めればよいのですが、長年、忙しく歩き回っては投げては巻いてを繰り返してきたので、どうしても転向ができません(いつまでも変化に適応できないのかと、ダーウィン先生に怒られ続けたくないので、アカエイ老師、発想転換のコツをご助言お願いいたします(笑))。
変化に順応できない私ですが、根っからの魚好きであることは変わらず、久しぶりに水槽で生き物を飼うことを始めてみました。8年生きたウーパールーパー以来ですので3年ぶり。妻と結婚前に、ゲームセンターのUFOキャッチャーに景品として出されていて、可哀想に思った二人で数千円を投じて迎え入れました個体でした。私達夫婦にとっては最初の”子ども”でしたので、亡くなった際に妻は深く悲しみ、しっかり供養し、水槽横に置いています。
同時に犬や猫を飼いたいのですが、子供に相当に強いアレルギー持ちがいるためNG。
狭い我が家の狭い我が部屋。幅60CM、奥行き20CMがなんとか水槽用に得られるスペースでしたが、ろ過装置含めてぴったり収まる水槽セットを近くのホームセンターの親切な店員さんが選んでくれて1ヶ月ほどで立ち上げました。水槽の大きさに比して個体数が多いが、それを考えても水が綺麗だと、店員さんからまずは及第点をもらいました。
最近の動向はどうなっているのかな、とネットで調べると水槽で水草と魚やエビといった生き物を育てることを自然との美しい調和ということでネイチャー・アクアリウムと言うそうですね。更にエクスプレッシブな言葉として、こういったアクアリウムに没頭する方をアクアリストと呼称することになっている。知らなかった。この点もまさにTime Fliesですが、それにしても人間というのは(当たり前ではありますが)言葉を造り出すのが本当に上手いなと。
ご存知の通り、〜リスト(list)は名詞を前に充てるとその専門家や主義者の意になる便利な接尾語で、スペシャリスト、エゴイスト、サディスト、マゾヒスト(スペシャリスト以外、例えが悪い)などが浮かびますが、これにアクアリウムを当ててアクアリスト。熟れた造語の生成ということに関しては、まだ生成AIよりも人間に分があるのではないかと思いました。
さて、水槽の鑑賞ですが、1時間でも2時間でも飽かずに眺めています。ボサノバを流し、アイコスを吸いながら、ゆらゆら揺れる水草と思い思いに泳ぐ魚やエビたちを見ていると、乱れた自律神経が整っていくのが分かります。
ネイチャー・アクアリスト様の”美しい自然との調和”といった高次元のコンセプトには到底、到達できませんが、そこは釣り好きの性分、各個体の動きや動態が私にはより興味深く、昼行性や夜行性の魚の居場所、表層、中層、低層(いわゆるレンジ)それぞれに別れた魚たちの動きが面白く、特に中層のカラシン系の動きは、シーバス釣りでのバイブレーションがどれだけベイトを模倣をしているかよく分かり、ジャークはやはり効果的なんだなあ、と納得してみたり。またある日には、思いつきで余ったマコモをフラスコ状のガラスのビンに入れて、デスクのディスプレイとして飾り、他のグリーンの飾り物と調和がうまくいき、満足したりと。
子どもたちが巣立った後の今とは変わってガラッとした我が家には、犬か猫を迎え入れ、またアクアリウム専用の部屋を作ろうなどと思案しながら、眼の前にある水槽からも老後の楽しみの一つとなるだろうことを色々と試行錯誤しています。
しばらく書いていなかったので、長文となりました。以下は飼育記録です。それでは皆さん、ごきげんよう。
◆飼育記録(2026年10月4日時点)◆
■エンドラーズ・グッピー ジャパンブルー(学名:Poecilia wingei var.)
□科目:カダヤシ目、カダヤシ科
□分布:原種「エンドラーズ・グッピー」は南米ベネズエラのトプリロ湖周辺
□生態:昼行性
◇メモ:息子のセレクション。息子はサムライブルーと誤って諳んじていますが、確かに侍たちのユニフォームを彷彿とさせるブルー。表層を他のグッピーたちとゆらゆらと。水面に反射した姿が美しいです
■プラチナブラックライヤーテール・グッピー(学名:Poecilia reticulata var.)
□科目:カダヤシ目、カダヤシ科
□分布:原種「グッピー」は南米北部や中央アメリカなど
□生態:昼行性
◇メモ:妻のセレクション。タキシードを思い起こすようなドレッシーな尾ひれが優雅です
■ブルーライヤーテールグッピー(学名:Poecilia reticulata var.)
□科目:カダヤシ目、カダヤシ科
□分布:原種「グッピー」は南米北部や中央アメリカなど
□生態:昼行性
◇メモ:娘のセレクション。既出グッピー二種と表層のマコモの中をユラユラと優雅に泳いでいます。たまーに、口づけのように口を近づける仕草をするのがとても愛らしいですね
■カージナルテトラ(学名:Paracheirodon axelrodi)
□科目:カラシン目、カラシン科
□分布:南アメリカのアマゾン川流域、特にネグロ川やオリノコ川の上流域
□生息地:ブラックウォーターの森林河川、浅瀬の植生域
□生態:昼行性
◇メモ:小さい水槽で個体数も少ないですが、群泳してくれています。次に出てくるネオンテトラとも混泳するときれいです
■ブルーダイアモンドヘッドネオンテトラ(学名:Paracheirodon innesi var. )
□科目:カラシン目、カラシン科
□分布:原種「ネオンテトラ」は南米のアマゾン川上流(コロンビアやペルー)の清流やブラックウォーター
□生態:昼行性
□メモ:カージナルテトラとも混泳してくれる、温和な性格。両種合わせて10匹いるので落ち着いて飼育できています
■ジャックナイフテトラ(学名:Moenkhausia costae)
□科目:カラシン目、カラシン科
□分布:ブラジル(サンフランシスコ川流域など)
□生息地:川の本流・支流、浅瀬の水草ゾーン
□生態:昼行性
□メモ:中型カラシンですが、メッキに似ているなと思い惹かれ迎え入れ。性格は当然ながらメッキとは異なり、見る限り臆病で、奥まった水草から殆ど出てこないです(居心地が良いだけなのかもしれません)。たまにキラッと光る鱗が、シーバス釣り中にベイトを見つけたようで、瞬間ドキッとなってしまう個体です
■スーパーレモンテトラ(学名:Hyphessobrycon pulchripinnis)
□科目:カラシン目、カラシン科
□分布:ブラジル(タパジョス川流域など)
□生息地:クリアウォーターの小川、水草が茂る浅瀬
□生態:昼行性
□メモ:ハッピーレモン色と呼びたくなるくらい、きれいなレモンイエロー色と、目の鮮やかな赤色のコントラストがとても美しいです。性格は温和、他の中型カラシンにちょっかい出されているのをみることもしばしば
■ヘッドアンドテールライト・テトラ(学名:Hemigrammus ocellifer)
□科目:カラシン目、カラシン科
□分布:ガイアナ、アマゾン川流域
□生息地:緩やかな河川、湿地帯、流木や水草の陰
□生態:昼行性
◇メモ:中層から底層がメイン。やや活発で、スーパーレモンテトラを追い回すことがあります
■ブラックエンペラーテトラ(学名:Nematobrycon palmeri var.)
□科目:カラシン目、カラシン科
□分布:コロンビア(サン・フアン川流域)
□生息地:林床の緩やかな小川、流木や落ち葉の多い水域
□生態:昼行性
◇メモ:中層から底層がメイン。温和です。夜にライトを消した後は黒いシルエットが逆に闇に映えます。シーバスの黒色ルアーを夜に使う意義が分かります
■ダイヤモンドレッドペレズ・テトラ(学名:Hyphessobrycon pyrrhonotus)
□科目:カラシン目、カラシン科
□分布:南アメリカ・ブラジルを流れるネグロ川流域(アマゾン川水系)
□生息地:森林が水没したエリアやブラックウォーターの流木・障害物がある環境
□生態:昼行性
◇メモ:店員さんのオススメでした。中層がメイン。背から尾にかけて美味しそうな赤ワイン色です。また鱗がダイヤのようにキラっと光るととても美しいです
■ゴールデンアカヒレ(学名:Tanichthys albonubes var.)
□科目:コイ目、コイ科
□分布:中国(広東省・白雲山原産)
□生息地:山間の清流、浅い小川や池
□生態:昼行性
◇メモ:コップでも飼えると謳われていたいわゆる”コッピー”。レンジは広く、表層〜中層〜底層をまんべんなく。いつの間にか一匹居ないのは、亡くなって死骸をエビに食べられたかもしれません
■プンティウス・ペンタゾナ・ジョホレンシス(学名:Desmopuntius hexazona)
□科目:コイ目、コイ科
□分布:インドネシアのスマトラ島、ボルネオ島、マレーシアなど
□生息地:ブラックウォーターの河川や森林の水没林(湿地帯)
□生態:昼行性
◇メモ:底層がメインで、やや臆病。中型アカシンに追われることも。個人的にはこの綺麗な色柄で日本のマブナに近い形をしていることからお気に入り度が高いです
■チェリーバルブ(学名:Puntius titteya)
□科目:コイ目、コイ科
□分布:スリランカ
□生息地:緩やかな流れの小川や浅い池、樹陰下の水域
◇メモ:表層〜中層〜底層をゆらゆらと。オス・メスを迎え入れましたが、飼うほどにオスの婚姻色が深くなりまさしくチェリー、綺麗です
■紅白ソードテール(学名:Xiphophorus hellerii (改良品種))
□科目:カダヤシ目カダヤシ科
□分布:原種「グリーンソードテール」はメキシコからホンジュラスにかけての水系
□生態:昼行性、卵胎生(メダカと同じ)
◇メモ:息子のセレクション。中層メイン。よくもまあ、こんな見事に紅白色に改良したものだと感嘆します。活発です。
■ヤマトヌマエビ(学名:Caridina multidentata)
□科目:十脚目(エビ目)、ヌマエビ科
□分布:日本(太平洋側)、台湾
□生息地:渓流〜河川の中下流域、岩場や水草の陰
□生態:夜行性(昼間も陰で活動)
◇メモ:地道なお掃除屋さん。こうしたエビを見ると、少年期に水元公園で知らないオジさんに、「食べてごらんよ」と言われて、オジさんが網で取ったエビを醤油につけて躍り食いしたこととその美味しさがほんのりと蘇ります
■クーリー・ローチ(学名:Pangio kuhlii)
□科目:コイ目、ドジョウ科
□分布:マレーシア、インドネシア(ジャワ島、スマトラ島など)
□生息地:落ち葉や砂泥が積もった緩やかな森林小川の底層
□生態:夜行性
◇メモ:落ち餌を食べてもらうために迎え入れ。でも鑑賞用としても十分に良い役回りです。普段は水草の奥の方にいて出てきませんが、じっと見るとヘビのようにヒーターのパイプに纏わり付いていたり、その動きの面白さに興味はつきません。なお、見た目には、家族からは賛否があります(笑)
■トランスルーセントグラスキャットフィッシュ(学名:Kryptopterus bicirrhis)
□科目:ナマズ目、ナマズ科
□分布:タイ、インドネシア(ジャワ島、スマトラ島、ボルネオ島)
□生息地:流れの穏やかな河川や沼沢地、森林水域の中層
◇メモ:透明度の高い魚を迎え入れることは決めていましたが、ペルーグラステトラと悩み、3匹の同じ方向を向いた群泳(というよりダンス)を見たく、グラスキャットを。当初は奥に隠れていましたが、今はオープンスペースが居場所、キャットダンスで観客を楽しませてくれています
■コリドラス・パレアタス(学名:Corydoras paleatus)
□科目:ナマズ目、カリクティス科
□分布:ラプラタ川水系(アルゼンチン、ブラジル南部)
□生息地:底砂が細かく流木や岩陰のある河川・池の底層
□生態:昼夜行性(夜間活発)
◇メモ:通称「青コリ」です。低層で底の餌をモフモフする姿は本当に愛嬌があって可愛らしく、複数で同じ場所で懸命にモフモフする姿は見ていて癒されます。明確に大きな個体と小さな個体で分かれているので、メスとオスかな。流木までモフモフして段々剥げてきています
■アエネウス・コンカラー(学名:Corydoras aeneus var.)
□科目:ナマズ目、カリクティス科
□分布:ブラジル、ペルー、コロンビアなどのアマゾン川流域など(原種のアエネウスに準じる)
□生息地:流れが緩やかな河川や湿地帯の底に広がる、流木や水草の陰、堆積した落ち葉のエリア
□生態:昼夜行性(夜間活発)
◇メモ:通称「白コリ」です。妻のセレクションです。アルビノならではの美しさ。観察している限り、青コリよりも大人しい印象。モフモフは同じように可愛らしいです
■コリドラス・ゴッセイ(学名:Corydoras gossei)
□科目:ナマズ目、カリクティス科
□分布:ブラジル(マモレ川流域)
□生息地:河川の底層、流木や落ち葉の陰
□生態:昼夜行性(夜間活発)
◇メモ:大トリ、ゴッセイです。野生の個体を迎え入れました。私の水槽の中で最も高価な個体で一番のお気に入り。普段は奥まったスペースにいますので、オープンエリアに来ることは稀、レアキャラですが、たまにどんっ、と中央に陣取っていて大きなモフモフをやっている姿は圧巻です。妻は高価さから、”諭吉”と皮肉たっぷりに呼んでいますが、そんな妻から発する皮肉を感じられるゴッセイもまた、妻が水槽を見に来ると、さっと奥に逃げていくあたり、なかなかに賢い個体だなと思います(笑)























