突然ですが、
みなさん、こちらのドラマって視聴されました~?
「鮫」

キム・ナムギル氏主演のドラマ。
ギル氏といえばね、
「がんばれクムスン」の亡き夫役。

のイメージだったんですが、
めちゃくちゃエエ男になっちゃってるじゃありませんか~!

声もシブい!!ぽー!
で、こちらのドラマでは、
亡き父のカタキをとる
という役柄のギル氏。
事件の真相を追求するうちに、


善良で優しいと思っていた父親のショックな過去を知ります。

この表情!!
それはとても恐ろしい過去だったんです。
というのも、
一緒に事件を追ってる刑事がこの証言を聞き出します。



なになに~????
南営洞の公安室???
そして、拷問官って・・・。
聞くだけで怖い!( ̄□ ̄;)!!
と、気になりググってみたら、
1970~80年代の韓国では軍事独裁政権が支配していて、
それに反対する人々の民主化運動が各地であり、
その民主化運動をした人を取り締まっていた、
公安分室という機関が南営洞にあったと・・。
そしてその建物は今も残っていて、
亡くなった方々の記念館になっているとのこと。
なので、行ってみました。
現在の建物は、
警察庁人権センターとして利用されています。
当時取り調べ室があった5階部分と4階が記念館になっていました。
南営駅から徒歩2分くらいのところ。

勝手に入っていいのかなーー?
とキョロキョロしてたら、
門横の警備室からアジョシが。

どうされましたか~と。
見学に来た旨を伝えると、
今ちょうどお昼休憩の時間だから案内の人いないかもなぁ~。
とりあえず、建物に入って聞いてみてたらいいよ。
とのこと。親切な方でした。
建物入口へ行くと、

ケータイを持った職員の女性とバッタリ。
そして、その方が案内して下さると。
ランチに行く途中っぽかったのに・・・。ミアネヨ~
まずは1Fの警察歴史紹介室。

そして、その奥にこの階段。

5Fの取調室へ上がる為の階段だそうです。
そしてそのすぐ横にドア。

表に出れます。
といっても裏側です。

ここから入り、すぐにらせん階段を上がって取調室へ行くようになっていたそうです。
正面にまわります。
建物を見上げたところ。

取り調べがあったという5Fだけ窓が小さい設計になっていると。
ちなみに当時は5階建で、その後増築されて7階建になっているそうですよ。

※記念館にあった当時の写真です。
EVで5Fへ。

取調室のドアが左右にずらりと並んでいます。

ここのドアは、開けたときに向かいの室内が見えにように、
配置されているそうです。
運動家達が顔を見合わせることがないようになっている。と。
ドアも外からしか施錠できません。

部屋の電気スイッチも廊下にしかありません。

ドアスコープも外から見えるようになってます。

キム・グンテ氏が取り調べを受けた部屋へ。

窓の内側には、扉があって、
パタンと閉じると日光が部屋に入らないようになってます。
電気スイッチも外にしかないので、真っ暗闇になるようになってます。
想像しただけで恐ろしいです。
そして、部屋の壁も防音壁になっていました・・・。

こわくて、すぐに外へ出た・・。
次に、パク・ジョンチョル氏が亡くなった取調室。
ジョンチョル氏の享年は23歳・・。

ここは中へ入れません。
奥にバスタブがあります。
不自然ですね。
水拷問を受けて亡くなったそうです。
509号室です。

亡くなった当時、調査が入った時の写真もありました。

怖すぎる!というかむごい・・・。
5Fから螺旋階段を見下ろしてみました。

どんな気持ちでこの階段を上がったのでしょう・・
廊下の奥にある窓から外を見ることもあったと。

どんな気持ちで外をみていたのでしょうか。

そして、4Fの記念館フロアへ。


ここにはパク。ジョンチョル氏の遺品が展示されています。

そして当時の民主化運動の写真。

1985年ごろです。
そんなに昔の出来事ではないんですよね。

激動の時代があったようです。
たくさんの犠牲者の方のご冥福をお祈りしたいと思いました・・・。
そして、こちらの建物ですが、
韓国建築界の巨匠、
キム・スグン氏の設計なんですよね。

キム・スグン氏といえば、
安国駅近くにある、
空間SPACEの設計もそうです。
※写真は去年8月のモノです。

ドラマ「紳士の品格」のロケ地。
チャンドンゴン氏の会社という設定でしたね~。
この建物も一見の価値ありでしたよ!
なので、建物のデザインが非常に凝っています。
※キム・スグン氏が建物の使用意図を知っていたかどうかは不明です。
まず、さっき見た、裏通口。

らせん階段のある辺りの窓がランダムに並んでます。
そしてドアの横の壁が丸くなってる。

建物正面の横も、

こーいう風に通り抜けれるようになっていて、

壁も平面ではありません。

建物の横もこのようなデザインになっています。

ちなみに、南営駅側は、一面壁です。
刑務所みたい・・・

韓女子2人が写真の撮りあいっこをしてました。
ここは歴史的建物でありますが、
巨匠の建築物ということで、訪れる方が多いとのことでした。
ワタシも最初、
案内して下さった職員さんから、建物に興味がおありで来られたんですか?と聞かれたくらい。
そして、施設を出ます。
門脇には、ごっつい門戸があり、

そして塀には有刺鉄線。

そして、
建物のすぐ裏にある南営駅ですが、

ここって、改札口が"1番"しかないのってご存知でした??
なんでいっこしかないのかな?と思ってたんですが、
理由はこの建物が出来た背景にあるそうです。
と、思うと南営駅の高架下の道が、

怖く感じました・・・。
で、
今日のブログまだ終わりませんよーーーー!笑
長い、記事が長すぎるぜ自分!!爆!
鮫のドラマ内で、
真相を追求するこの刑事さん。

この映画で主演をされてる方でした!

南営洞1985
国家暴力:22日間の記録
今日のブログ記事の内容から、
どういう内容かはお察しですよね!
劇中では、拷問を受けたキム・グンテ氏役をされているそうです。
その俳優さんが、
「鮫」では、拷問官の過去を探る刑事役とは!!!
「復活」「魔王」を製作した、
作家キム・ジウ氏&監督パク・チャンホン氏!!
配役までも奥が深いぜーーーー!!!
と思ったのはワタシだけ??笑
とにかく勉強になりました!!
ながーい記事を最後まで読んで下さった読者の方、
チンシムロカムサハムニダ~
INランキング参加中でっす。
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「鮫」

キム・ナムギル氏主演のドラマ。
ギル氏といえばね、
「がんばれクムスン」の亡き夫役。

のイメージだったんですが、
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声もシブい!!ぽー!

で、こちらのドラマでは、
亡き父のカタキをとる
という役柄のギル氏。
事件の真相を追求するうちに、


善良で優しいと思っていた父親のショックな過去を知ります。

この表情!!
それはとても恐ろしい過去だったんです。
というのも、
一緒に事件を追ってる刑事がこの証言を聞き出します。



なになに~????
南営洞の公安室???
そして、拷問官って・・・。
聞くだけで怖い!( ̄□ ̄;)!!
と、気になりググってみたら、
1970~80年代の韓国では軍事独裁政権が支配していて、
それに反対する人々の民主化運動が各地であり、
その民主化運動をした人を取り締まっていた、
公安分室という機関が南営洞にあったと・・。
そしてその建物は今も残っていて、
亡くなった方々の記念館になっているとのこと。
なので、行ってみました。
現在の建物は、
警察庁人権センターとして利用されています。
当時取り調べ室があった5階部分と4階が記念館になっていました。
南営駅から徒歩2分くらいのところ。

勝手に入っていいのかなーー?
とキョロキョロしてたら、
門横の警備室からアジョシが。

どうされましたか~と。
見学に来た旨を伝えると、
今ちょうどお昼休憩の時間だから案内の人いないかもなぁ~。
とりあえず、建物に入って聞いてみてたらいいよ。
とのこと。親切な方でした。
建物入口へ行くと、

ケータイを持った職員の女性とバッタリ。
そして、その方が案内して下さると。
ランチに行く途中っぽかったのに・・・。ミアネヨ~

まずは1Fの警察歴史紹介室。

そして、その奥にこの階段。

5Fの取調室へ上がる為の階段だそうです。
そしてそのすぐ横にドア。

表に出れます。
といっても裏側です。

ここから入り、すぐにらせん階段を上がって取調室へ行くようになっていたそうです。
正面にまわります。
建物を見上げたところ。

取り調べがあったという5Fだけ窓が小さい設計になっていると。
ちなみに当時は5階建で、その後増築されて7階建になっているそうですよ。

※記念館にあった当時の写真です。
EVで5Fへ。

取調室のドアが左右にずらりと並んでいます。

ここのドアは、開けたときに向かいの室内が見えにように、
配置されているそうです。
運動家達が顔を見合わせることがないようになっている。と。
ドアも外からしか施錠できません。

部屋の電気スイッチも廊下にしかありません。

ドアスコープも外から見えるようになってます。

キム・グンテ氏が取り調べを受けた部屋へ。

窓の内側には、扉があって、
パタンと閉じると日光が部屋に入らないようになってます。
電気スイッチも外にしかないので、真っ暗闇になるようになってます。
想像しただけで恐ろしいです。
そして、部屋の壁も防音壁になっていました・・・。

こわくて、すぐに外へ出た・・。
次に、パク・ジョンチョル氏が亡くなった取調室。
ジョンチョル氏の享年は23歳・・。

ここは中へ入れません。
奥にバスタブがあります。
不自然ですね。
水拷問を受けて亡くなったそうです。
509号室です。

亡くなった当時、調査が入った時の写真もありました。

怖すぎる!というかむごい・・・。
5Fから螺旋階段を見下ろしてみました。

どんな気持ちでこの階段を上がったのでしょう・・
廊下の奥にある窓から外を見ることもあったと。

どんな気持ちで外をみていたのでしょうか。

そして、4Fの記念館フロアへ。


ここにはパク。ジョンチョル氏の遺品が展示されています。

そして当時の民主化運動の写真。

1985年ごろです。
そんなに昔の出来事ではないんですよね。

激動の時代があったようです。
たくさんの犠牲者の方のご冥福をお祈りしたいと思いました・・・。
そして、こちらの建物ですが、
韓国建築界の巨匠、
キム・スグン氏の設計なんですよね。

キム・スグン氏といえば、
安国駅近くにある、
空間SPACEの設計もそうです。
※写真は去年8月のモノです。

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チャンドンゴン氏の会社という設定でしたね~。
この建物も一見の価値ありでしたよ!
なので、建物のデザインが非常に凝っています。
※キム・スグン氏が建物の使用意図を知っていたかどうかは不明です。
まず、さっき見た、裏通口。

らせん階段のある辺りの窓がランダムに並んでます。
そしてドアの横の壁が丸くなってる。

建物正面の横も、

こーいう風に通り抜けれるようになっていて、

壁も平面ではありません。

建物の横もこのようなデザインになっています。

ちなみに、南営駅側は、一面壁です。
刑務所みたい・・・


韓女子2人が写真の撮りあいっこをしてました。
ここは歴史的建物でありますが、
巨匠の建築物ということで、訪れる方が多いとのことでした。
ワタシも最初、
案内して下さった職員さんから、建物に興味がおありで来られたんですか?と聞かれたくらい。
そして、施設を出ます。
門脇には、ごっつい門戸があり、

そして塀には有刺鉄線。

そして、
建物のすぐ裏にある南営駅ですが、

ここって、改札口が"1番"しかないのってご存知でした??
なんでいっこしかないのかな?と思ってたんですが、
理由はこの建物が出来た背景にあるそうです。
と、思うと南営駅の高架下の道が、

怖く感じました・・・。
で、
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長い、記事が長すぎるぜ自分!!爆!
鮫のドラマ内で、
真相を追求するこの刑事さん。

この映画で主演をされてる方でした!

南営洞1985
国家暴力:22日間の記録
今日のブログ記事の内容から、
どういう内容かはお察しですよね!
劇中では、拷問を受けたキム・グンテ氏役をされているそうです。
その俳優さんが、
「鮫」では、拷問官の過去を探る刑事役とは!!!
「復活」「魔王」を製作した、
作家キム・ジウ氏&監督パク・チャンホン氏!!
配役までも奥が深いぜーーーー!!!
と思ったのはワタシだけ??笑
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