千葉戦争遺跡 陸軍技術研究所・富津試験場 Vol.3
富津試験場とは、東京湾入口に位置し房総半島から東京湾へ細く延びた富津岬の基部に位置、かつての東京湾要塞の1つである元州砲台が配置された跡地に建設(現千葉県富津元州・県立富津公園内)されたアジア・太平洋戦争関連等の陸軍大砲、機関銃、小銃火器試射施設です。
現在でも、それら関連施設の戦争遺跡が数基残っています。
放列施設:射入窖(しゃにゅうこう)
昭和16年に建設された銃器研究施設。
前回紹介した監的塀から銃火器射撃。
その弾丸を受けるための施設です。
入口サイドにが後で付け足したかの様な、石積み状の壁があります。
棟(屋根のてっぺん)に、何かが乗っています。
結構な奥行きがあり、壁は重厚です。
内部は想像以上に綺麗な状態でした。
どれ程の弾丸が撃ち込まれたことでしょう。
恐ろしいことです。