03のつづきです。

陣山送信所壕は本来、ここ東入り口も存在しました。
しかし、戦後この奥にある火薬庫のための入り口に変わりました。
現在はこの火薬庫と送信所壕は繋がってなく、通路途中で潰されています。

桜花
扉は鉄板製です。

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右側の扉は火薬庫内部に直線で繋がっているわけではなく、入ると直ぐに左に折れて、次に右に折れて…分厚い防爆隔壁を持っており、迷路の様な感じになっています。万が一爆発した時の対処です。
一方左側の扉は直線隧道となっています。


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壕入り口にタイルの様なものが張られています。「陣山送信所」とでも書いていたのででしょうか?

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じつはこの扉の奥は先の説明の迷路を抜けると…


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この火薬庫に出ます。


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実はここはもともとこの敷地の大きさの広い部屋をもった壕でしたが、戦後ある銃砲店がここを買い取り、天井を落とし現在の建物を建てました。その時期は昭和30年代だそうです。


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正面向かって左側の入り口の方の奥はこちらの建物になります。



05につづきます。