昨日はユーリックと、異世界のカフェでお茶をしました。

店内は暖かく、静かな音楽が流れていて、一目で好きになったお店です。
天井からは、たくさんのドライフラワーが吊り下がっていました。大きなテーブルには、豪華な花が生けてありました。

私たちは、ラベンダー色のバラが置かれているテーブルに着きました。

ユーリックはコーヒーを、私はハーブティーを注文しました。

「たまには、こんな小旅行もいいね」

ユーリックが喜んでくれて、私も嬉しいと思いました。

「時々、こんな冒険をするのもいいわね」
「冒険?」

彼は笑いましたが、私にとっては冒険なのです。