みなさんこんにちは。HENPSです。

 

年末年始、疲労や遊びなどではっちゃけた結果体調を崩したりしていませんか?

体調を崩した時に代表とされる症状が発熱🤒

 

今日はそんな発熱の仕組みについてお話ししていきます☝️

 

 

そもそも発熱というのは、医学的には体温が37.5度以上の状態を指します。

発熱すると免疫力が高まるため、ウイルスや細菌(抗原)が体内に侵入した際に発熱することは、体を守るために必要な働きだと言えます。

抗原が体内で感知されると、白血球やマクロファージなどといった、抗原を食べる働きを持つ免疫細胞が

サイトカインという物質を作ります🧬

さらに、サイトカインが抗原侵入の情報を脳に伝えるための物質を作ると、視床下部という部分に、体温を上げるように指令が伝わります。

その後、体の各部位が熱放散を抑えることで体温が上昇します🥵

これによって抗原の増殖を防ぐほか、白血球の機能を活性化させ、免疫力向上に繋がります。

 

 

発熱した時の正しい対処法

 

解熱剤をやみくもに使わない

解熱剤は一時的に熱を下げるのに有効ですが、根本的に病気を治すわけではありません。すでに説明した通り、発熱は免疫における体の自然な防御機能であり、体温を上げることによって免疫細胞が活発化したり、病原体をそれ以上増やさないようにしたりすることができます。そのため、あまりにも症状が辛いといったケースでない限りは、やみくもに解熱剤を使用するのはおすすめできません。

熱の出始めはしっかり温める

熱の出始めの時点では、体温が上がりきるまで体をしっかりと温めることが重要です。なお、熱の出始めはまだ体温が十分に上がりきっておらず、悪寒を感じることがあります。寒気がなくなるくらい熱が完全に上がりきるまでは、厚手の服を着たり、血管が集まる首、足首、手首などを重点的に温めたり、温かい飲み物を飲むようにしたりして、しっかり体温を上げてあげましょう。

寒気がなくなったら温めるのをやめる

寒気は、筋肉を震えさせて体温を上げるための体の働きです。そのため、体温が十分に上がれば寒気は自然と消えていきます。

寒気がなくなった後も温め続けてしまうと、皮膚からの熱の放散がうまくできず、鬱熱と呼ばれる熱中症のような症状が出てしまう可能性があります。そういった状態を防ぐためにも、体温が上がりきったらそれ以上温めるのをやめ、薄着に着替えたり、布団の枚数を減らしたりするなど、体温調節を心がけましょう。

汗のふき取り・こまめな着替えを心がける

発熱すると体温が上昇し、寝ている間だけでもかなりの量の汗をかきます。発汗すると服が濡れて冷たくなり、逆に体温を下げてしまう原因となります。せっかく上げた体温を下げないためには、熱を外に出さないよう、汗をこまめにふきとったり、着替えを行うことで体温調整を心がけましょう。

 

 

 

熱が出た時は必ず無理をせず、安静にして体から熱を逃す方法で対処しましょう☝️